劇場公開日 2021年4月2日

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「とうとう、観た。」時をかける少女(2006) CBさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5とうとう、観た。

2021年5月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

とうとう、観た。家族が絶賛する「時をかける少女」アニメ版!

4DX化のおかげで、劇場公開だ!(贅沢を言えば、4DXでなく、IMAX版のがよかった… もっと言えば通常版で十分堪能できるのだが。いや、今は、ただ劇場で観られるということを最大評価したい)

さて、本編。
ジュブナイルとして多くの少年少女をトリコにした筒井さんの原作小説。それを実写ドラマ化した、NHK少年ドラマシリーズの傑作「タイムトラベラー」、そして本作。「タイムトラベラー」で主人公だった芳山和子を叔母さんに持つ、主人公真琴と男友達の千昭、巧介という3人組の傑作青春映画!!
ある夏の思い出を、真琴の爽快な疾走感で描き切る。受験を控える高校3年生だが、夏の毎日は、そんなことに関係なくキラキラしていることを、伝えてくれる痛快作!

ああ、気持ちいい! 主人公が 「時を駆ける」 瞬間、駆けた後の "ゴロゴロゴロ" は最高だ。まさに、時を駆けてる感じ。(「キャプテン」(ちばあきお作} の外野手たちのようだ)

「水を撒いている女の人」 でわかる、原画1枚1枚の見事さ、精緻さ。つまり静止画の見事さ。これだけ手をかけて描いたであろう1枚1枚を、1秒に30枚のペースで次々と流してしまうアニメって、すごい贅沢なんだなあ、ということをあらためて気づかせてもらった。そんな感じ。

この映画を観たら、誰でも未来に走っていきたくなるだろう。

おまけ
冒頭に、「4DXでなくともいい」と書いた。実際、4DXのせいで、背中を小突かれながら映画を観た感じだ。ただ一つ、4DXでこそのシーンがあったので、書いておく。それは、細田アニメによく現れる、空を描くシーンだ。このとき、座席はゆっくりと上向きになっていく。この感触は、なんとも言えず気持ちがいいです。是非、ご体験ください。4DXでよかったことは、他にはない。(悲)

おまけ2
おばさん(芳山和子)の写真で彼女の横に映っているのは、たしかに "ラベンダーの花" でした。

CB
マサシさんのコメント
2024年8月16日

『ちばあきお』さんのゴロゴロ。確かに懐かしいてす。

マサシ
Mさんのコメント
2022年9月30日

何を考えて4DXにしたのでしょうね。普通の映画で見たかった。

M
零式五二型さんのコメント
2022年7月13日

キャプテンの外野手のようだという比喩はウケました🤣🤣

零式五二型
くりさんのコメント
2021年7月3日

CBさん こんにちは。
一度作品でキラキラが溢れる感情を体験すると、わすれられないですね。

くり
kossyさんのコメント
2021年7月2日

CBさん、コメントありがとうございます!
俺も4DX版を見ようかどうか迷ってたんです。
跳んだときの浮遊感とかごろごろところがる感を味わいたくて。
特に坂道の自転車なんて気持ち悪くなるかもしれないな~~w

kossy