劇場公開日 2006年10月28日

父親たちの星条旗のレビュー・感想・評価

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4.0エンドロールが終わるまでしっかり目に焼き付けてほしい。

2008年11月16日

悲しい

難しい

硫黄島に於ける日米の激戦を脚色を交えながら綴った作品。アメリカ側の視点による描き方ときいたので、自分でも斜に構えた見方と自覚していたが、それでも輝かしい部分だけでなく、悲惨な所も描かれていて見応えのある作品。これから見る方は、エンドロールが終わるまでしっかり目に焼き付けてほしい。

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もぐもぐかつみ

4.5印象はフェア

2006年11月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

日本兵、米軍というこだわりなく描かれていて、印象はフェア。
ライアン・フィリップがいいなあ。カオスもよかったけれど、真面目な兵士役もいい。

硫黄島で日本兵がどんな惨状であったのか、資料や本を読んで知っているので、「硫黄島からの手紙」もぜひみたい。
いろいろな思いやりや、しがらみのある日本人では描けないところまでみせてくれるのか。期待してますイーストウッド監督、渡辺謙さん。

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chocolate

5.0哀しい英雄の物語。

2006年10月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

第二次世界大戦末期の硫黄島の攻防戦が舞台。その中でも、有名な擂鉢山に星条旗を掲げた5人のアメリカ兵に関しての、アメリカ側の視点でのその後のエピソードです。日本側の視点から描かれる『硫黄島からの手紙』が年末に公開されます。
擂鉢山の星条旗が、アメリカの厭戦気分の漂っていたアメリカの戦意高揚に役立ったのは想像を待たないが、写真に映っていた兵士たちが英雄に祭り多上げられ、戦費捻出のための国債購入キャンペーンに借り出されていたとは知りませんでした。まぁ、国の為政者が考えそうなことではありますが。英雄に祭り上げられた三人の苦悩が良く描かれており、それを通して、戦争の凄惨さを見ることが出来ます。また、英雄として扱われても差別がなくならないインディアンの無念さも良く判ります。
有名な擂鉢山に星条旗を掲げようとしている写真が、二枚目の取り直した写真であると言うのは史実です。第二次大戦にまつわるアメリカ軍の写真にはそうしたものが多く、これも有名な、マッカーサーが幕僚を従えてレイテ島に上陸しようとしている写真もそうです。これに関しては、マッカーサー本人はズボンが濡れるのを嫌がったのですが、いざ写真を見てみると勇壮に見えるので、そのまま使ったと言う話しもあります。
製作にスピルバーグが絡んでいることもあり、かの『プライベート・ライアン』で用いられた、何となくモノトーンチックな映像としてみることが出来ます。また、その経験がフィードバックされたのか、上陸シーンや戦闘シーンはかなりリアルです。また、映画のエンドロールには、実際の当時の写真が使われており、映画に出演している人物本人の写真も出てきます。

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勝手な評論家
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