「ビリー・ワイルダー原作脚本でハワードホークス監督で、期待通りにやはり面白い」教授と美女 Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
ビリー・ワイルダー原作脚本でハワードホークス監督で、期待通りにやはり面白い
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ハワードホークス監督による1941年製作(111分)のアメリカ映画。原題または英題:Ball of Fire。
彼氏がギャング親分でゲーリークーパーを誘惑するナイトクラブの歌姫役を演じたバーバラ・スタンウィック(1907年生まれ)の魅力が満載。ゲーリー・クーパーが女性に縁遠い教授役で、そんな訳ないはずだが生真面目さのせいか意外に似合ってもいた。
最初、スタンウィックは警察に追われていて隠れ家欲しさにクーパーを誘惑した訳だが、彼の純情さに絆されるれて恋心を抱いていくストーリー展開が、予定調和的ながら、彼女の演技力もあって、実に上手い。さすが、ビリーワイルダー作(原作および脚本)ということか。最後は勿論、ギャング親分はゲーリー・クーパーにまぐれ当たりでぶん殴られてダウン(ギャングに素手で立ち向かう教授像は流石に嘘臭いが)さらに警察に捕まり、2人はめでたくハッピーエンド。
監督ハワード・ホークス、製作サミュエル・R・ゴールドウィン、原作ビリー・ワイルダー 、トーマス・モンロー、脚本チャールズ・ブラケット、ビリー・ワイルダー、撮影グレッグ・トーランド、音楽アルフレッド・ニューマン、美術ペリー・ファーガソン。
出演
バーバラ・スタンウィック、オスカー・ホモルカ、ヘンリー・トラバース、タリー・マーシャル、レオニード・キンスキー、オーブリー・メイザー、ゲイリー・クーパー、ダナ・アンドリュース、ダン・デュリエ、S・Z・サコール、リチャード・ヘイドン。
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