劇場公開日 2021年12月3日

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「ゴダールとストーンズ」ワン・プラス・ワン 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ゴダールとストーンズ

2020年10月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

知的

難しい

ビル・ワイマンがマラカスを振り、キース・リチャーズがベースを弾く、ミック・ジャガーを含めたバンド内での力のバランスが垣間見れる、劇中も後半に入りレコーディングにブライアン・ジョーンズの姿が見当たらないギクシャク感!?

文化的に重要な位置を占めているザ・ローリング・ストーンズではあるが政治的なイメージは無く、ゴダールが撮りたかった意図は?

ストーンズのファンが純粋に鑑賞するのは危険+ゴダール好きなら堪らない本作品、ストーンズのレコーディング風景より多めに挿入されるゴダール節炸裂な映像の数々、知識人なら分かるのであろう朗読のオンパレードに官能小説の語りが始まり、シュールにも取れる革命のヒロインからブラック・パワーを名乗る集団と、一切ブレることのないゴダールにお手上げ!?

万年 東一