劇場公開日 1962年3月21日

「ビリーワイルダーの隠れた代表作」ワン、ツー、スリー/ラブハント作戦 Arakiさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ビリーワイルダーの隠れた代表作

2022年6月9日
iPhoneアプリから投稿

ルビッチのニノチカは、ルビッチの元でビリーワイルダーが脚本を務めたことで有名だが、大変構成が似た形で、自分が監督になってからも作っている。それがこの作品だ。

こんなに昔のものとは思えないくらい、構成、キャラ立て、ストーリーがしっかりしている。
特に役者に頼らないストーリーの中のキャラ作りをしっかりしていたであろうことがうかがえる。(もちろん役者の力あってこそだが。だからこそ配役にはちゃんと意味がある)

ビリーワイルダーの中でも、この作品はそこまでメジャーではない、というか話題にのぼらない作品だが。
ビリーワイルダーといえば、私はこの作品を観てほしい。

Araki