RONINのレビュー・感想・評価
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浪人 主家を失ってなお忠誠を尽す
ヨーロッパは古来諜報戦のメッカ 冷戦終了後テロリストになったもの 国家崩壊後武器輸出に精を出して富を手に入れたもの 自主自立の目標を見失ったテロリスト みんな何処かで所属を無くして集まった元諜報員に活動家
これだけでも判りにくいのに背景の説明はあまり細かくプロットはされないから予備知識の無い人には なにが何だかさっぱりかも知れないですね
本当に浪人になって、裏社会に生きるようになったサムライ達
浪人のふりして潜り込んだNSAのデニーロとDGSEのジャンレノが
本当の浪人になった元諜報員たちとの駆け引きが見ものでした
ヨーロッパの街の雰囲気と どこか影のある登場人物たちの対比゛印象的
何年かに一度見直すと面白いと思いますよ
久しぶりに見ても安定感ありで観れる
視聴:2回目
推薦:映画マニアのみ
感想:90年代の映画はこれだからいいよなって言わせる1品。ギリギリを撮ってる感覚が伝わってきます。長尺のカーチェイスよりもデニーロのセリフ回しや立場がコロコロ変わる所が印象的。
別格のカーアクション
崖っ淵カーブでのカーチェイス中の砲撃は、ルパン三世の世界だけだと思ってました。
CGなし、俳優も危なくない所(なんてあったのか)はガチで運転ないし乗車したというカーアクションが凄かったです。まさに市街でのレースでした。
皆渋くて、それぞれ味や個性が出ていて良かったです。伝説のWitt御本人のアイスショーも観れました。ヒロインは小雪さんに似てますね(^_^)
スパイものが好物なので大満足でした。
居場所の無くなった諜報員たちの物語
ストーリー70
演出75
キャスト80
総合65
KGBにMI6にCIAなど
冷戦締結後の各国の元諜報員が集まり
依頼をこなす…
見どころはキャスティングの安定感と
カーチェイスですね!
ストーリー自体はテーマは良いものの
深みもなくちょっともたついたテンポで
進んでいくので満足感は足りなかったです。
あとショーン・ビーンが死なない!笑
ショーンは元MI6の役なんですが
ちょうどこの映画の前に
007で同じ役をやって素晴らしい死に様を
見せてくれました笑
カーチェイスは程々に
カーチェイスが派手、っていうのが一番印象に残る。
これリアルな事故だろうっていうくらいぎりぎりの映像で、それはそれですごいのだが全体的なバランスはいまいち。そこに力入れられてもなっていう。
良い役者がそろっているのにもったいない感じ。
これ、撮る人が違ってたらもっといい映画になっていたでしょう。ど派手なアクションに走らなくても仕掛けのあるシナリオなわけだし、もっと掘り下げられたろうに。
音楽も練られていないし、地味を恐れた制作の気負いが悪い方向に出た映画。
ほんとこの二人を使ってこれはもったいない。
よかった
公開当時にレンタルで見て久しぶりに見返した。ほとんど忘れていて新鮮に面白かった。
リアルなアクション場面がいちいちすごく面白い。特に長々と続くパリのカーチェイスが恐ろしかった。
金のために危険な犯罪行為に手を染める男たちの凄味がすごくよく表現されていた。
ケースの中身がなんだったのか、デニーロの正体がなんだったのか匂わすだけで終わってしまって気になったのだが、核物質だったりありがちなエージェントだったりしたら、それはそれで安っぽいので、これでよかったのかもしれない。
超かっこいいスパイアクション
冷戦時代に活躍していた元凄腕スパイ(RONIN)が集まり仕事をする。
スパイアクションの設定では最高だと思う
そんなあらすじだけでもかっこいいのに
役者はロバートデニーロにジャンレノで最強すぎる
随所にシリアスなのになぜか笑えるシーンがあり
この作品の大きな魅力になっている
私は拉致された男がメガネをおもむろにはずすシーンが最高だと思う。
この先に起きることを察しての行動だが非常に笑える。
あのシーンだけ何度も見直している、本当によく出来たシーンだ
是非注目して欲しい、間の取り方が絶妙である
迫力のハードボイルド・アクション
総合:85点
ストーリー: 80
キャスト: 85
演出: 85
ビジュアル: 75
音楽: 65
次々と出てくる陰謀と裏切り。有能であったが年齢を重ね近年はあまり恵まれてはいない元CIAらしきロバート・デ・ニーロや、その彼と一緒に仕事をして彼の能力や生き様に魅力を感じていくジャン・レノ。そのような登場する男たちがプロとしての誇りをかけた仕事振りを見事に見せてくれる。彼らの行動の一つ一つが訓練を受け経験を積んだものだというのがわかる設定になっていて、そのために彼らの凄さが理解できるしだからこそ迫力が出る。ホテルの前で相手の写真を撮るために新婚を装ったりわざと荷物を倒して相手の反応を見るのはその一つ。
相手に裏切られて姿をくらまされても情報源があったりとかして、あっさりと居場所を探り当ててしまうのは随分と便利すぎないかと思った。でも実はそれにも裏があった。IRA、KGB、CIAといった言葉が端々に登場して、状況の複雑さを暗示する。決して明かされることのない事情が裏に隠されている。ハードボイルドに最後まで徹した映画として評価できる。他のサイトを見ても意外と多くの人の評価は低くて、実際のところ興行収入も良くないのだが、私は俳優の良さや演出の質の高さでこの作品はかなり面白いと思った。
恐らくCGなしの実写によるカーアクションはこの映画の見所の一つ。よくパリでこんな大掛かりで危険な場面が撮影できたものだと感心する。東京で同じことするのは無理だろう。
デニーロ渋っ!
少し前の映画なんですが冷戦終結後のパリに、各国で秘密任務に就いていた元スパイたちがチームを組みあるものを奪取するストーリーなんですが、何といってもプロ中のプロを演じるデニーロが渋い。何気ない気の配りやセリフにまで見事なスパイを演じています。そもそも中年男ってスパイもの好きなはず。最近でこそMI:3とかかっこいいイメージをトムが作ってしまいましたが、本来の諜報活動はいかに目だ立たずに目的を達成することだ大事なのであんまり街中で銃撃しちゃいけません。
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