「I saw her standing there」レインマン bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
I saw her standing there
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なんで、この曲だったんだろうか?
って言う謎は、やっぱりあるんですけどw
午前十時の映画祭で。
劇場2回目、ビデオを含めれば、数回目の鑑賞。
「レインマン。その本当の意味を知る時、あなたは涙する」とかとかとか。今の日本なら、そんなコピーが付きそうな。
心を通わすだけのロードムービーですよ。特に劇的なドラマがあるじゃ無し。16歳で家を飛び出してガツガツ生きる男が、家族の秘密を知る事で、愛に目覚めるって言う、当時のアメリカ大手の映画たぁ思えないシナリオ。なんですが、ケビン・コスナーの「ファンダンゴ」が1986年。派手なシナリオに背を向けたアンチ・ハリウッドも、一つのトレンドだったんですね。
ダスティン・ホフマンとトム・クルーズの主演。サヴァン症候群の兄は、乳児であった弟チャーリーを傷つけてはならないと施設へ入れられ。その罪悪感は父親から消えなかった。守りたかった肝心の弟は、大切な何かが欠けたように尖っており、「愛情を知らずに育った」と思い込んでいる。
ロードムービーはHuman Dramaであることがほとんど。良い映画が多いってのはあります。登場人物の心の成長や変化だったり、 旅路のどこかで明らかにされる秘密だったり、旅を彩る人たちの優しやぬくもりだったり。そういう点では、パターンかされてる内容だったりする訳ですが。
無垢で有り続け他人を恨むことを知らない兄。一夜にして悟り反省し、超ド級のクソったれから成長した弟。と言う、この取り合わせがw
良かった。とっても。
と言うか、やっぱり良かったかw
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