「思い出の中の "時" は美しく」Love Letter 星組さんの映画レビュー(感想・評価)
思い出の中の "時" は美しく
綺麗な映画です。
思い出の中の "時" の物語
流れの中で解明されていく"時"
その"時"が止まる瞬間がある
そして再び動き出す。
その連続を楽しんだ。
鑑賞中、大林宣彦のイメージが浮かんだ。
あくまで浮かんで消えて、また浮かんだ。
映像の、音楽の扱いに彼の姿が浮かんだ。
それ以上に気になるのは
音楽の強さに疲弊した
まさに「聴け、この音楽を」
っていう様な強さで
何度も流れれくる。
もうひとつ、ここは渋谷か
と勘違いするほどの突然の人
多くの人が感情薄く歩いてくる
これはギャグか、と思った。
このシーン全カットでも良く
その後の展開に影響は無いはず。
せっかくの繊細な内容の物語
悪夢の様に残ってしまった。
…この二つ以外は
最初から最後まで綺麗な映画。
素敵な物語だと思います。
※
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