「スケールが大きい」ラストエンペラー ひぃちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
スケールが大きい
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もっと、激しいアクションだの音が大きいものが乱発する映画だと偏見を持っていました。
(時代が時代なので)
こんなに静かで「場」の空気を映画風ではなく、日常風に描き、不思議な感じで描いているものだと思いませんでした。
ハッキリ「これ」とは言わない、遠回し~な表現、言い方、それらが乱発し、ますます釘付けになって目を追う感じなります。
時間が進んでいくごとに、溥儀という人間の激情の人生を何度もかみしめながら追って行く感じになり・・・
最後の満面の笑顔を見て、それが心に残るものになりました。
終わり方がとてもオリジナリティあるもので美しく、
終わった後は思わずため息をつきました。
政治的背景など、すこし難しい部分もあるので、
前もって勉強するか、
ネタバレ防止のために1度観た後に時代背景を見直し、
2度目を見るか・・・
どちらかをお勧めします。
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