劇場公開日 2008年11月29日

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羅生門のレビュー・感想・評価

全107件中、81~100件目を表示

4.0芥川龍之介原作。内容はほぼ小説「藪の中」、ほんの少し「羅生門」。映...

2018年4月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

芥川龍之介原作。内容はほぼ小説「藪の中」、ほんの少し「羅生門」。映画タイトルは「羅生門」なのにね(笑)両小説とも人間のエゴイズムに鋭く切り込んだ名作です。
小説「藪の中」では真実は語られないままに終わったはずだが、映画では真実が明らかとなっている。賛否が分かれるところか。
エンディングもまた小説「羅生門」とは違う独自のもの。黒澤監督の人間性がなんとはなく感じられます。
二つの小説を独自の解釈を交えつつ、上手く繋ぎ合わせた素晴らしい作品だと思います。私は内容的には小説の方が好きですが(笑)
三船敏郎と京マチ子がうるさい映画です(笑)

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はむひろみ

4.0原作の羅城門及び芥川版の羅生門との違い

2018年4月5日
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この映画は 内容こそ別物であれども そのメッセージ、またはその本質はやはり羅生門であるでしょう。
しかし羅城門、羅生門とは決定的に違う点がひとつ。 それはこの映画が人間への希望をもって終わることでしょう。
ラストで ある人物が赤子を抱え立ち去るシーンのあとに映る 羅生門 と書かれた看板には 冒頭のカットとは 全く違う解釈が生まれるのではないでしょうか。

というのは解釈のひとつに過ぎず、例えば、ラストの羅生門のカットは その人物が 生きるために ウソをついて赤子を我が物としたことを意味しているとも捉えることもできるでしょう。
シンプルなストーリーながら多面的な解釈ができるのがこの作品の魅力です。

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須賀

5.0人の心

2018年1月26日
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everglaze

3.5「人間」を描く。

2017年11月27日
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怖い

昔の作品であってか、所々でセリフが聞き取れなかったし、雨音と笑い声がデカすぎるのがかなり気になった。しかし、内容をみると、さすが現代の作品にも劣らない名作といわれるものだなと思った。
何が嘘でどれが真実かなどはどうでもいい(自分なりに考察するのは面白いと思うが)。この映画が描きたかったのは人間の本質だと思う。人間の心は欲にまみれ、偽善に汚れ、何を信じればいいのか分からなくなる。しかし人間の本性は善であるように(性善説)、どんなに偽善に汚れようが、同時に善の心も持ち合わせている。だから、信じていくことができるのだ。そんなことを、この映画・黒澤監督は伝えたかったのだと思う。最後のシーンでその事がよくわかる。

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Ryota

3.5異なる証言

2017年10月21日
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鑑賞方法:DVD/BD
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とたすけ

4.0噓をつく人がいても、それでも正しく生きる。

2017年10月9日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

難しい

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Takehiro

4.5解らない

2017年9月25日
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人の心は不可解なもの
真実ではなく思考すること

負の感情が入り乱れ世の人が悪に見える
人とは人間とはどれだけ汚れても
逞しく生きるものだ
優しさや哀れみをなくしても
なお生きていかねばならぬ

がそれをなくした人間は人間ではなくなるのかも知れない
悪だ鬼だ!

だかこそ最後のカットが心を打つのだと思う
修羅の場になってこそ人が人としての本質が出るのだと

誰もがそうであってほしい
人をやっぱり信じたいです

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カルヴェロ

3.5名作だけど😅

2017年9月23日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

最後がわからん😓

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たか

4.0何を喋っているのか聞き取れなかった。残念。 字幕があればなー ーー...

2017年9月23日
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何を喋っているのか聞き取れなかった。残念。
字幕があればなー

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2018・1・22 追記(VODで字幕付きで再鑑賞)

人間のプライド、恥、欲、優しさ を見事に描いてた思います。
俳優の演技はもちろん、演出もすばらしい。

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へまち

3.0なんとか

2017年4月29日
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なんとか見れた。という表現が正しいのか何日かに分けて見てました。小説を読むようなイメージでみてたので、それなりに楽しめた。

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やっくる

4.0わからねぇ

2017年4月26日
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鑑賞方法:VOD

印象的な冒頭のセリフ。
食い違う証言、真実は藪の中。人間とは何なのか。

でも実際は真実などどうでもよくて、魔が差しかけた時、人として良心に耳を傾けられるかどうか、人の業の肯定と許しの物語なのかなぁとぼんやり。

ラストの坊主以上にその良心を信じられない辺り、歪んでるなぁと猛省w

一番わからないのは自分の心ですかね。

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yuitos

5.0黒澤映画初心者に

2017年1月29日
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世界が日本映画を認知するきっかけとなった映画史的に極めて重要な黒澤明の代表作のひとつ。
本作は橋本忍が芥川龍之介の「藪の中」を脚本化した「雌雄」という作品に同じ芥川の「羅生門」のエッセンスを加えて成立している。橋本の脚本が映画にするには短かすぎたかららしい。ストーリーはとても観念的で、分かりやすい物語しか理解しないひとには向かない。しかし映画好きなら映画が英語ではmotion pictureとも呼ばれる意味が染み込んでくるはず。
斬新なカメラワークと実験的な殺陣。セリフは簡潔で少ない。むしろ俳優の動きとそれを追うカメラがこの映画の魅力。まさにmotion picture。海外で絶賛された理由のひとつだ。
昨今のひとはモノクロの映画がダメらしい。しかし黒澤映画の多くはモノクロ。それだけの理由で観ないのはもったいない。この映画は短いし、観念的ではあるが小難しいストーリーでもない。黒澤映画を最初に観るにはうってつけ。モノクロ映画も良いとなったら、「生きる」や「七人の侍」も観てください。そして小津安二郎や成瀬巳喜男や山中貞雄の名作も。あなたの映画体験がさらに豊かになります。

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Toshi

2.5黒澤×芥川

2016年10月31日
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どうも奇妙で違和感を覚える展開から
ラストのテーマ提示

2つの作品を見てるような気持ちになった

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JYARI

3.5考えさせられた

2016年10月6日
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鑑賞方法:VOD

ラスト10分のテーマの集約がすごい。
同じ人間でも、見る人の立場によって善にも悪にもなり得る、的な映画は最近よくあるけど、
人間の心の動きの複雑さそのものについて考えさせられた。

単純に良い人と悪い人が共存してるわけではなく、両面備えてることを全員が自覚しつつ巧妙に騙し合い助け合いながら生きてる、というのがまさに人間社会のあり方なわけで。

だから、冒頭で「あんな恐ろしい話が!」と前振りがあって始まった回想場面も、終盤には「そんな話珍しくもない」と一蹴される。
確かに現実社会に比べたら揉め事レベルの出来事でしかないし。

語り手3人の中で善、悪、一般人が分かれていたのは面白かった。一般人が善に目覚めて去っていく場面見ながら、でもこの後何するかわからんよな…と疑ってしまったから、もう私も人間の良心を信じてないのかもしれない。

もっぺん観たい。

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ケロケロケロッピ

3.0白黒

2016年7月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

音がはっきりしてないから、所々何を言っているかわからない……
登場人物の話が食い違っているところが見所だと思うから字幕つけてほしい。
白黒だけど、なんとなく色を感じる
イタコのシーンが怖かった

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Snowball_jp

5.0食い違う証言作

2016年3月20日
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鑑賞方法:VOD

怖い

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しゅん

4.0人間とは・・・

2016年1月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

興奮

知的

黒沢作品で気になっていた作品

事件に関わった3人の証言が見事に違い
出演者も観る者も頭をかかえる
しかし その中に人間の嫉妬や憎悪や
人間の心の中を見事に描いた作品

黒沢作品は落ち込むだけでは終わらない
最後に救いも残してくれる

三船もちろん良いが 志村喬は最高に良い

88分と短いがその中に内容をぎゅっと濃縮して
とてもよくできた作品だと思う

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ともちん

3.5回答付きの「藪の中」

2015年10月1日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

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もりり

4.0雨のシーンが必見です

2015年5月15日
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ジョニーデブ

2.0名作の誉れ高いが

2015年5月3日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

黒澤明お得意の土砂降りの中に崩れ立つ羅生門から映画は始まる。撮影は先日来その作品を観る機会の多い宮川一夫。出演は黒澤組のメインである志村僑、三船敏郎と、「雨月物語」の京マチ子と森雅之。「雨月」での京の狂いっぷりには背筋も凍ったが、この作品ではその狂い方も4パターン出てくる趣向。
森と京の謎めいた夫婦が時代劇のじめじめした雰囲気なのに対して、志村と三船の芝居が現代的でからりとしている。わざとそうした演出なのか、それともどう頑張っても三船の豪放磊落な芝居はあれよりほかにないのだろうか。異質なものが同居している感じで、すわりの悪さを感じる。

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佐分 利信