劇場公開日 1961年4月25日

用心棒のレビュー・感想・評価

全68件中、41~60件目を表示

4.0美しい

2018年7月16日
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4K。

ミフネ痺れるなあ

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Peinyo

5.0やはり面白い

2018年7月7日
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鑑賞方法:映画館

やはり文句なく面白い。それ以上に言うことはない。

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ぱんちょ

4.0痛快娯楽時代劇

2018年6月30日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

見て感動するとか、何かが残るとかいう訳ではないが、頭空っぽにして見られる痛快娯楽時代劇。
「七人の侍」よりも画質・音響が格段に向上しており、この時代の技術革新が凄かったことを伺わせる。

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uttiee56

4.0映画の一つのテンプレート

2018年6月29日
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イーブンの状態で対立する二大勢力に、旗色不鮮明な第三者がからむという、さんすくみの構図が絶妙で、脚本チームの剛腕ぶりにびっくりです。だからこそ、ウェスタン、ギャングものとスタイルを変えながらリメイクされるんだな〜。

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シネマディクト

5.0映画の教科書、何度観ても面白い。

2018年6月29日
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鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

黒澤明の映像表現は、多くの映画人が手本とするところ。
この作品で一番の名シーンは、三船敏郎演じる素浪人が宿場に到着したその途端、手首をくわえた犬が歩いてくる場面かもしれない。
この宿場がただならぬ状況だこいうことを一目でわからせる名アイディアだ。
黒澤明は、監督デビュー作の「姿三四郎」で、三四郎が矢野正五郎に出会うイントロから本筋に移る時間の飛躍を、川の端の杭に引っ掛かった下駄に四季の移ろいを反映させることで見事に表現していた。

犬のシーンだが、祖師ヶ谷大蔵でスカウトした素人犬だったらしく、
カメラの後ろから飼い主が呼び寄せるのだが、犬の動きが予測できない。
シネマスコープは二つのレンズでピントを合わせなければならないが、
予測不能の犬の動きに見事にピントを合わせきったのは、
当時撮影助手だった木村大作だと、
野上照代さんのインタビュー記事で知った。
三船が縁の下を這って逃げるシーンでは、
吊り下げたカメラを脚立の上からテープと紐を使って操作し、
180度パンでもピントを合わせている。
これは、本番ではレンズを覗けず、リハーサルで距離を把握して感覚で合わせたそうだ。
木村大作は、黒澤明から日本一のピントマンと評されたらしい。

冒頭、浪人三船が目的もなく気の向くままに歩いていることが台詞なしで説明されている。
そして、目の前に現れた百姓親子の言い争いで、近くの宿場で何かが起きていることを暗示する。
この場面、三船を中央奥に配し、手前で百姓親子の争いを見せ、
争い事の様子とそれを観察する三船の様子を同時に捉える映画的手法に、
親子が上手から現れ息子は下手に父親は上手に捌けていく演劇的手法が重なっている。

同様の構図が、
宿場で対立する両陣営をけしかけて、
自分はヤグラに登って文字通り高みの見物を決め込む場面でも見られる。
ここでは、中央奥の三船が高い位置なのでカメラは仰角に据えられ、
右から清兵衛一家、左から丑寅一家が、
剣先が届くか届かないかの距離で押して引いてをする。
同じような構図だが、こちらは奥行が深くよりドラマチックだ。

三船敏郎と仲代達矢のキャラクター対決が、また良い。
二人ともバタ臭い顔立ちの二枚目だが、
仲代の方が鋭い眼光で危険な雰囲気を醸し出していて、
三船は「七人の侍」から比べると随分落ち着いた貫禄を感じさせる。

クライマックスの対決は、やや冗長な気がするが、仲代への敬意の現れだろう。
そして、冒頭で親と揉めていた百姓の息子が登場。
ここで、とっとと家に帰れと促すとは、粋な構成だ。

台詞すらないが、司葉子が美しい!

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kazz

4.0よかった

2018年6月29日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

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吉泉知彦

1.0印象に残らず

2018年6月24日
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鑑賞方法:映画館

初鑑賞でしたが途中は睡魔に襲われてzzz…残念ながらこの作品を良さを感じる事が出来なかった。
(午前十時の映画祭にて鑑賞)
2018-118

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隣組

4.0三船敏郎格好いいです

2018年6月24日
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鑑賞方法:映画館

三船敏郎はやっぱり本物のスターであることがわかります。その立ち居振る舞い、剣さばき、もう立ってるだけで格好いい。ユーモアも交えてこれぞ娯楽作品。
仲代達矢の若気の至り、クールな出で立ちも良かったです。

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AKIRA

4.5三船敏郎がもうただただかっこいい、、、

2018年6月18日
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テンプレなキャラクターが笑いを誘い、圧巻の剣術アクションを観れる最高の娯楽作品。
三船敏郎の格好良さは尋常じゃない。終盤の砂埃の中颯爽と歩く三船敏郎にはカッコ良過ぎて涙が出てくる。

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並木道

4.0面白かった、2時間弱があっという間だった。 出演俳優さんの事をもっ...

2018年6月16日
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面白かった、2時間弱があっという間だった。
出演俳優さんの事をもっと知っていたら、もっと楽しめただろう。
気になった点は、セリフが聞き取りにくい箇所があった事。それでも物語はキチンと整理されているので、置いてけぼりになることはなかった。

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ぱんぱんち

4.0「デップー2」にも負けない無茶なセリフ!

2018年6月11日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

時代劇経験の浅い人には
まず、こちらから観る事をオススメします。

いや〜〜愉快痛快!笑える無茶なセリフがてんこ盛り!!

話は単純で狭い宿場町で二つの派閥が権力争いをするもんだから
普通の庶民や農民は大迷惑!!
通りすがりの素浪人(三船敏郎)が両者をうまく丸め込んで
お互いに殺し合いをさせて何とか一掃しようとする話。

「午前10時の映画祭」を紹介する「事務局オフタイム」と言う
YouTube配信コンテンツで、
「黒澤明が本気で興行的に当たることを狙って作った映画」と
紹介されていましたが本当に間違いなく面白い!!

マジな話、月に8本ほど映画館で映画を観て
先日も「デットプール2」で
大笑いした中途半端な映画好きとしては

いや〜〜面白い!!

「デップー2」にも負けない無茶なセリフ!

「一人殺そうが100人殺そうが
縛り首になるのは一回だけなんだよ!」(笑)

古い映画なんかイマイチでしょ〜〜
なんて言う先入観は邪魔でしかないわ!

でね、私が三船敏郎さんを初めてきちんと観たのは
「天国と地獄」の事業で大成功した少々傲慢な金持ちワンマン社長役。

その次に見たのは「七人の侍」の腕っ節は強いけど、
信念も理想もまだ無い粗野で野良犬の様なちょっと粗忽な男。

この「用心棒」の三船さんは只者では無い強さオーラと、
適度に狡猾な一面もあり、それでも憎みきれない愛嬌と
本当は結構良い奴じゃん!みたいな一面もあって
ビジュアル的にも
体格もでかいし、鼻筋も通って目力も半端ない!
世界が魅了されたMIFUNE!の魅力が満載。
海外で受けるのはわかるわ〜〜マジ、カッケー!!
是非是非オススメです!!

@もう一度観るなら?「時間があれば劇場で観たい!」

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星のナターシャ

4.5見るたびに新鮮

2018年6月9日
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痛快時代劇!
ジョン・ウィックよりもニヒルで
ジャック・リーチャーよりもあったかい
ダイハードより笑えて
ダーティーハリーよりも汚れた仕事ばかり

肩を揺らす
顎を撫でる
髷を触る

とこを取ったってカッコ良すぎでしょ
やはり映画ってこうでなきゃね

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カルヴェロ

4.0黒澤明流 勧善懲悪の西部劇!!

2018年5月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

アニメ映画「犬ヶ島」とドキュメンタリー映画「MIFUNE」を続けて観て
黒澤明監督の偉大さを改めて実感

久しぶりに黒澤映画を見直そうと思い
楽天に行って見つけたのが、
「黒澤明DVDコレクション」で
創刊号が、この「用心棒」だった

面白かったなぁ

とってもわかりやすい勧善懲悪エンターテイメント

ある村で、酒屋と女郎屋が対立し、そこへふらりと訪れた三船敏郎演じる浪人が、彼らの勢力争いを高みの見物しながら、悪者たちを一掃しようとしていく…

この映画をセルジオ・レオーネが盗作したのが、クリント・イーストウッド主演のマカロニウエスタン「荒野の用心棒」なんだとか

しかし、パクりたくなってしまうのもよくわかる

これは、黒澤明が作った西部劇だ
日本ではありえないような砂埃が舞い
悪役を演じる仲代達矢はピストルを撃つそこへふらりと現れる浪人の三船敏郎は村人たちのヒーローである

それはまるで「シェーン」のようだった

そしてやっぱり、黒澤映画は殺陣がカッコいい!!
と思いながら観た

この黒澤コレクションいいなぁ
これからも続けて観よう〜

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とえ

3.5リアル風味の剣戟

2018年5月11日
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作中に占める時間はごく僅かなれど、リアル風味の剣戟シーンがとにかくカッコイイ。
あくまでリアルっぽいだけで、所詮それは素直に殺られてくれる斬られ役あっての殺陣ではあるのだけれど、それでも勢い良く一息のうちに殴るように撫で斬る剣戟は、よくある日本の時代劇や、あるいは無双アクション系の洋画のそれとは一線を画す説得力がある。

桑畠三十郎は映画や漫画やアニメに出てくる“カッコイイ剣豪像”に近いようでズレてるところがなんとも魅力的。主観で悪と感じた人間の命をゴミとも思っておらず、ド汚く姑息な策を弄して敵対勢力の戦力を削いでいく。
もっとも結局は1対多数の状況を力技でねじ伏せていたり、金に執着するようで結局世直し行為をして去っていく様には、釈然としない印象も残る。高潔さと粗暴さを併せ持つ稀有なキャラクター。

実際の江戸末期の宿場町がこのような雰囲気であるかどうかは専門家でないのでわからないが、しかしこれまで観たどの映画やドラマよりも現実感のあるものに感じられた。きっと200年前はこんな街が日本のどこかにあったのだろうと否応なく信じさせる何かがある。きっとマクロだけでなくミクロな美術や演出にも、凄まじい執念じみたコダワリが宿っているのだろうと思う。村中を駆け回る『七人の侍』と違って、舞台は大通りから殆ど動かないのに…。

無料で浪人に白飯食わせる余裕がある飯屋。愛すべき偏屈オヤジが、本作のヒロインなのだ。

悪人どものキャラクターもどこか憎めない。棺桶屋の小市民感。おりんの大阪のおばさんのようなバイタリティ。どこか悪になりきれない馬目の二代目も無残に殺される。いかにも田舎ヤクザの親分といった風の丑寅。スカーフ巻いた鉄砲の人。いずれもゴミのようにアッサリ死んでいくのだが…。それもいっそ心地よい。

ヤクザ同士の抗争も結局焼き討ちでアッサリ決着する。なんだよ最初から勝とうと思えば勝てたんじゃないのか?…などという突っ込みも野暮なのだろう。田舎の権力者同士の争いとは、不文律のルールの上でねちっこくちちくり合うように殺し合う、腐った騎士道精神のようなものに支配されたものなのだろう、きっと。

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ヨックモック

1.0よくわかんない。特に最後のシーン。

2018年5月4日
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鑑賞方法:DVD/BD

よくわかんない。特に最後のシーン。

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じとしゅん

3.5用心棒?(あれれ??)

2018年3月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

いい意味で期待を裏切られ、面白かった。
用心棒というタイトルはとても良いと思います。

軽妙さをベースにメリハリのある演出。
謎のラテングルーヴなBGM。
そして宮川一夫の撮影と、見所たくさん。

それから山田五十鈴も良かったです。

基本の話はシンプルなはずなのに、なんだかとっ散らかった印象もあり、-0.5点。

黒澤作品、まだまだ観なくちゃ。

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凪

3.5西部劇的な娯楽映画

2018年3月4日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

総合70点 ( ストーリー:65点|キャスト:80点|演出:75点|ビジュアル:65点|音楽:65点 )

 悪の巣窟のような荒れ果てた町にふらっとやって来たただの浪人が、金が目的であるかのように悪ぶるのに実は金に執着がく、何故かたいした理由もなく人助けのために命懸けで一肌脱ぐ。結局腕に覚えがあるぶん町の浄化に自分の生き甲斐をもっているようだ。
 町を仕切るやつらが悪人ばかりで棺桶屋が町一番の繁盛店だったりして、そろそろ四十朗な男が暴れる舞台はしっかりと整っている。物語はへんてこなようだが、娯楽作品の舞台を整えることを優先的に追及して整合性は後回しにした。酒屋の親父に拳銃を持った凄腕の敵もいる。剣術の腕だけでなく頭脳を使って敵を潰しあいをさせる彼の活躍を堪能する、西部劇的な娯楽映画。

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Cape God

4.0初黒澤映画おもしろかった!

2017年4月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

初黒澤映画おもしろかった!

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へまち

4.0桑畑三十郎

2017年4月8日
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名前の通り椿より花がないというか、男らしい渋い内容でした。棺桶から立ち上がる所はユーモアたっぷりですし、砂埃の中の決闘シーンはシビれます。

思いの外ボコボコになって痛々しい…。最初から斬ってしまえば済むものを…。

椿三十郎のほうが構図が明快で分かりやすいと思いました。こちらは前半の状況説明が聞き取りにくく、詳細の把握が難しかったです。

「雇ったほうで用心しなきゃならねぇ用心棒だってある。」

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everglaze

3.5やっぱり面白い

2016年11月8日
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鑑賞方法:DVD/BD

椿三十郎のあとに観てしまった・・・。
そっちに比べるとややシナリオがチープかなと思ってしまいましたが、こちらも見応えがありました。

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ジンクス