劇場公開日 1961年4月25日

「「デップー2」にも負けない無茶なセリフ!」用心棒 星のナターシャさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0「デップー2」にも負けない無茶なセリフ!

2018年6月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

時代劇経験の浅い人には
まず、こちらから観る事をオススメします。

いや〜〜愉快痛快!笑える無茶なセリフがてんこ盛り!!

話は単純で狭い宿場町で二つの派閥が権力争いをするもんだから
普通の庶民や農民は大迷惑!!
通りすがりの素浪人(三船敏郎)が両者をうまく丸め込んで
お互いに殺し合いをさせて何とか一掃しようとする話。

「午前10時の映画祭」を紹介する「事務局オフタイム」と言う
YouTube配信コンテンツで、
「黒澤明が本気で興行的に当たることを狙って作った映画」と
紹介されていましたが本当に間違いなく面白い!!

マジな話、月に8本ほど映画館で映画を観て
先日も「デットプール2」で
大笑いした中途半端な映画好きとしては

いや〜〜面白い!!

「デップー2」にも負けない無茶なセリフ!

「一人殺そうが100人殺そうが
縛り首になるのは一回だけなんだよ!」(笑)

古い映画なんかイマイチでしょ〜〜
なんて言う先入観は邪魔でしかないわ!

でね、私が三船敏郎さんを初めてきちんと観たのは
「天国と地獄」の事業で大成功した少々傲慢な金持ちワンマン社長役。

その次に見たのは「七人の侍」の腕っ節は強いけど、
信念も理想もまだ無い粗野で野良犬の様なちょっと粗忽な男。

この「用心棒」の三船さんは只者では無い強さオーラと、
適度に狡猾な一面もあり、それでも憎みきれない愛嬌と
本当は結構良い奴じゃん!みたいな一面もあって
ビジュアル的にも
体格もでかいし、鼻筋も通って目力も半端ない!
世界が魅了されたMIFUNE!の魅力が満載。
海外で受けるのはわかるわ〜〜マジ、カッケー!!
是非是非オススメです!!

@もう一度観るなら?「時間があれば劇場で観たい!」

星のナターシャ
KEIさんのコメント
2021年1月26日

星のナターシャさん
ご報告遅くなってしまいましたが、用心棒見ました!どちらの三十郎もカッコよく、確かに甲乙付け難しでしたが、こんなに傷だらけになるとは意外でした。名前の収まりとしては椿>桑畑でしょうかw

KEI