劇場公開日 1993年4月17日

許されざる者(1992)のレビュー・感想・評価

全65件中、61~65件目を表示

5.0本当の正義とは何なのか

2013年5月30日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館、DVD/BD

知的

『ミリオンダラー・ベイビー』でも
『ミスティック・リバー』でも
『グラン・トリノ』でも

イーストウッドは常に
この問題を投げかけてくれる

ひょっとすると
正義なんてものは存在しないんじゃないか

いつの時代でも
人間は卑しくて
嘘だらけで
そして自分本位な生き物なんだと

痛みが
胸に突き刺さるような作品です

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無糖ブラック

4.5美しくそして丁寧に

2012年6月2日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

素晴らしかった。
スタートとエンドの流れ、劇中の音楽が綺麗だった。

子供の為とはいえ、殺しに行くイーストウッドの奥さんへの思い、昔の自分ではないと自分に言い聞かせているシーン、殺す事の重み等、人の繊細な感情を丁寧に上手く映していた。

許されざる者といタイトル、イーストウッドの事は勿論、仲間の為に保安官にイーストウッドが向けた気持ちもあるのかも知れない。

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hiro

4.5殺しと贖罪、そして西部劇

2012年3月10日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

見栄と暴力が支配する泥臭い男の世界に"道義"を持ち込み、西部劇に映し出される男達の内面にまで踏み込んだ映画史に残る傑作。 イーストウッド自身のルーツを辿るように撮るべきにして撮られた作品。

賞金稼ぎ、保安官、牧童、どんな理由であれ人を殺めるその経験は自分の心に刻まれ"許されざる者"となる。
暴力が支配した開拓期に於いてもその贖罪の意識は同じだとこの作品は語る。
筋立ても上手く、得意のミラーイメージも効果的に生かされている。
間違いなく彼の代表作だ。

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keita

5.0気分がすーっとする映画 すがすがしいという一言でした。

2009年10月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

幸せ

クリントイーストウッドの名演技がすべてでした。 特に撃ち合いの後の 怖さと共に すーっとするあの感じはなんだったんだろう?  そして始まりと終わりに出てくる 奥さんを思い出しての大きな木の下でのシルエットは美しいの一言です。 こういうならず者でも 人の心というものは大切にするのだということ。 そして保安官と言われるような 誰が見ても正義と思われる人が、 逆に悪の元になっている場合だってありうるということ、、、このことは自分も含めて 自分は正しいと思っていても 第三者から見ると全く 駄目な人間だということもありうるということでもあり、 そういう意味では考えされられる映画でした。 イーストウッドの映画はどことなく 地味なように見えて実はとても理知的で素晴らしい映画が多いと思います。 彼の演技の卓越した素晴らしさにも見ごたえを感じました。 この映画は好きで7回は見ました。

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えいがぶ

5.0クリント・イーストウッド!!

2009年6月15日
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

当時の時代背景が細かく表現されていてさすがクリント・イーストウッドって感じです。

人の首に賞金がかけられる今じゃ考えられない話ですが人を殺すシーンがすごく現実的で殺す方の苦悩がいた痛しかった。

歴史で殺し屋と聞いてもピンとこないですがこうして映画で見ると同じ人間なんだなって思える、この映画にはそういう良さがあります。

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ようすけ
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