劇場公開日 1993年4月17日

許されざる者(1992)のレビュー・感想・評価

全72件中、21~40件目を表示

4.0新年一発目、おかしな作品を見る訳にはいかない。大好きなイーストウッ...

2021年1月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

新年一発目、おかしな作品を見る訳にはいかない。大好きなイーストウッドのアカデミー作品でスタート。
誰が正義で、誰が許されざる者なのか、それは絶対ではなく、どの立場に立つかで違うもの。そんストーリーは面白くはあったが、正直アカデミー作品賞までの話か、とは思った。
この作品は私には役者が全てだった。イーストウッドはもちろん、モーガン・フリーマンにジーン・ハックマン。どんなつまらない作品でも名作になってしまいそうだ。
今年も良い作品をたくさん楽しみたい。

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はむひろみ

4.0食わず嫌い

2020年11月30日
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名作と言われる作品で何かタイミング逃してるいうか、食わず嫌いと言うか、身損ねてるのがいくつもらあるが、これもその一つ。

これは良かったわ…

イーストウッドの自身へのオマージュ。

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KoN

4.0Make my Day!

2020年11月26日
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鑑賞方法:DVD/BD
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Socialjustice

4.5印象からかけ離れた実態

2020年10月25日
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傷つけられた売春婦が傷つけた犯人を捕まえると報酬をはずむ話に乗っかったカウボーイが仲間とともに本当の悪党に報いを受けさせるなかで、友人想いや妻想いである演出により、邪悪な悪党という印象を払拭させていく作品。ラストシーンの母親はなぜ娘が邪悪な悪党と結婚したのか、知ることはなかった、というセリフに凄みが凝縮されている。

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お前の頭はただの飾りか

3.5やっぱり西部劇、痛快感があった

2020年8月3日
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鑑賞方法:VOD

興奮

難しい

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いたかわ

3.5全員悪者・・・なのかな?

2020年6月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

往年の殺し屋が、娼婦の顔を傷つけた賞金首を狙う物語。

クリントイーストウッドが、モーガン・フリーマン、ジーン・ハックマンを従えて製作した西部劇。
西部劇は殆ど鑑賞しないのですが、オスカー作品ということもあり鑑賞。
派手なガンアクションはなく、「殺されることの痛み」「殺すことの痛み」を真正面から描いた作品のように感じます。
ただ、ラストはどう捉えれば良いのでしょうか?
勧善懲悪でしょうか?イーストウッドの格好良さでしょうか?それとも「人は変われない」という教訓めいたものしょうか?敵役のような立場になった保安官が、決して悪者でなかっただけに、私の拙い映画脳では上手く咀嚼出来ませんでした。
それ以外にも、ラストでは前述の「痛み」の描き方が雑になったようにも感じられ、私的評価はやや辛口の標準点としました。

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よし

4.0ザ・西部劇

2020年5月13日
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鑑賞方法:DVD/BD

興奮

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モビ

0.5キャラと状況が掴み辛い!!

2020年4月28日
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鑑賞方法:VOD

難しい

寝られる

脚本が分かり辛く、抑揚や緩急も薄い為、多くのキャラとその時々の状況が把握できませんでした。映画の世界に全く入り込む事ができませんでしたが、再度鑑賞する気にもなりませんでした。銃声は迫力がありました。

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𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞

3.0結局

2020年4月24日
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カサちん

3.0タイトルの意味を考える

2020年2月13日
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鑑賞方法:DVD/BD

元殺し屋、女子供も殺す残虐な男が
娼婦にキズを負わした漢を賞金のために殺しに行く。

シンプルなストーリー、シンプルな展開に、
何でこれがアカデミー賞獲れたんだ?
と疑問が湧いていた。

ジーンハックマンは嫌なヤツではあるが、
謂わゆるガンマンではなく暴力的な男。
何故コイツが西部劇の敵役なのか?

銃を撃てない黒人ガンマン
殺した事のない若いガンマン。
そして賞金のために殺しに来た下殺し屋。

キッドが初めて人を殺した後のやり取り、
殺されるモーガンフリーマン
ラストの銃撃戦で全ての疑問が吹き飛んで、
物語はひっくり返った。

許されざる者とは主人公の事だと思った。
良い殺しなどない。
と言うメッセージなんじゃないかと思う。

顔に傷をつけられた娼婦がいつの間にか
性器以外剥ぎ取られたみたいな噂話がもうフリになっていた
のだと思う。殺しにヒーローなどいないという
斬新な西部劇だったんだとラストに分かった。

だけど、この感想が正しいのか分からない。
傑作と言われる所以が分かるにはもう少し時間がかかりそうだ。

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奥嶋ひろまさ

4.0深い

2020年2月12日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

公開当時、社会人なりたて。

今、見てわかること、たくさんある。

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昔から映画好き

5.0完全にイーストウッド西部劇のファン向け

2020年1月14日
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今まで観た映画の中で1、2を争うほど好きです。

しかし本作の肝は、昔ながらの西部劇の根底を覆しているところにあるので、”そもそも西部劇の伝統やお約束を知らない”という人にはおすすめしにくいです。

できれば、ハワードホークス的な伝統的な西部劇、イーストウッドがブレイクさせたマカロニウエスタン、さらにイーストウッド監督西部劇を一通り観たあとに集大成として観るのが断然おすすめです!まさに終着点なので。

監督の功績を歴史に残すという意味でも、本作のアカデミー賞受賞はとても意義のあるものだと思います。

ちなみに、最近の映画でいうとスリービルボードが近いテーマを扱ってると思うので、同作のファンなら西部劇好きじゃなくても楽しめるかもしれません。(あれも現代舞台の擬似西部劇的ではありますが)

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ウッディ

0.5人殺し

2019年9月11日
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金のために人を殺す人をかっこよく描いたつもりか
嫌な感じしか残らない

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アサシンⅡ

4.0何に怒るのか

2019年6月15日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

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しんかいぎょ

4.0素晴らしい

2019年5月12日
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酒も断り女をも断る、改心したかつての極悪ガンマンはさながら戦う聖職者。ラストは圧巻で怒り狂った神が乗り移ったようだった。クリントイーストウッドの演技力に脱帽。室内では帽子は被らないですけどね。

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MrP

3.0複数回鑑賞して見えてくることがある、さすがの名作

2019年5月5日
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Best of イーストウッド作品として必ず名前のあがる、アカデミー受賞作。運び屋含め、直近のイーストウッド作品を先に観てから遡り、満を持しての鑑賞だと、一度観ただけでは、このシンプルなストーリーのどの部分が名作と呼ばれるポイントなのか、見えなかったのが正直なところ。

グラントリノやアメリカンスナイパーで受けた衝撃のせいで、マニーは自ら殺されに酒場に行くんじゃないか?と勝手に予測した結末。予測は全くお門違い。この作品以前の一般的な西部劇のセオリーや、イーストウッド出演作のパターンを知っていれば、異色の西部劇であるということがすぐわかったのでしょうが。
あれ?悪い奴殺しちゃうんだ?あれ?しかも、宿の主人から殺っちゃうんだ?と、別の衝撃を受けたラスト。

見終わって、しばらくしてから理解したのは、これが、以降に氏が生み出す名作のスタンダードを示唆しているということ。

人を殺すとはどんなことか、のリアル。
過去の過ち、または、昔取った杵柄に捉われる主人公。
正義と罪の境界線。

二度観て、やっと、名作と言われる所以、シンプルなストーリーの中に散りばめられた細かな演出の伝える意義が少しわかった気がします。

一つ気になっているのは、モーガンフリーマンを起用した意義。南北戦争直後に、あの立ち位置での黒人のガンマンの存在がどれだけ一般的だったのか、知りませんが、ネッド役は意図的に、黒人起用したように思えてなりません。見せしめの暴力の後に生きて返されたイングリッシュボブに対して、あっけなく殺されたネッド。1880年代を描きながら現代社会の闇に対する批判やメッセージが、そこには込められているのかも。作品が公開されたのは、LA警察によるアフリカ系アメリカ人への暴行事件の直後。ジーンハックマン演じる保安官のモデルは、その問題の警察官だとか。

などなど考えると、何度か鑑賞を重ねてこそ見えてくるものがある、深い作品なのだと納得させられます。

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Ordinary Guy

3.5昔懐かしい感じの西部劇。ラストの撃ち合いの迫力はさすがだった。保安...

2019年5月1日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

昔懐かしい感じの西部劇。ラストの撃ち合いの迫力はさすがだった。保安官も賞金稼ぎも見方によってどちらも許されざる者となっていく。善悪ははっきりつかないが人殺しが罪なのは間違いなく、結局両方とも悪なのだろう。

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tsumumiki

3.0正義とはなにか・・・。

2019年4月21日
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鑑賞方法:DVD/BD

難しい

皆がそれぞれの正義をかざすと無法地帯になってしまう。今のエルサレムとかの現状がそうなのか・・・!?
そんな世の中では自分の信念こそが大事になる。
主人公のマニーは死んだ妻と子供達と友の為に正義を掲げて信念を貫く。
ある意味難しかった。現代の日本人には主人公の行動が正しいのかどーか・・・。
それにしても老いて尚輝くイーストウッド!
俳優としても監督としてもカッコいい!
観ると何か心に刺さる。信念を感じる。

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トラ吉

3.5役者が格好良い

2018年9月9日
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とにかくイーストウッドがいいとこ取り。そんな格好良い役ずるい、と思ってしまった。暴力性と慈愛の2面を持った作品で、イーストウッドらしく、すこし心にしこりが残る話だった。

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hyugo

5.0腰抜けました、凄すぎ

2018年8月27日
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最高にして、最後の西部劇
最後の保安官との対決はこれ以上の西部劇はない
雷鳴轟く中、雨が叩く路面をカメラがなめて遠目にサロンを写すシーンから続く展開は神レベル

イーストウッド、ジーンハックマン、モーガンフリードマン役達者ばかり

相棒の死を知り10年来飲んでない酒をあおってからの、歯止めが吹き飛び冷酷な男に戻ったことを象徴してからの演技の凄み
特にカウンターでまた飲みんたあとのシーン
一瞬のためらいをみせるも、結局、許す事をせず止めをさすシーン
彼こそが許すことができなかった男だ

静まりかえり拍車の音だけを響かせサロンを去るシーンに続き、全てが終わり呆然と見送る娼婦たちの表情!
それは本作を観た私達観客の鏡だ

もうまともな西部劇を撮れるのは自分しかいない
その自負をもって、主人公の設定も、時代設定もまた西部劇の最後の時代を描いてみせる
つまり自らハリウッドの西部劇を締めくくってみせたのが本作だ

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あき240