やさしい女(ネタバレなし)のレビュー・感想・評価

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やさしい女

劇場公開日 2015年4月4日
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沈黙していても

お金、安定した生活のために結婚した若い女性との結婚生活を、夫の視点から語っている。
夫の物語がポジで、沈黙している妻がネガなのかな。
年配のお手伝いさんが、押し殺した何かを感じさせる。

ドミニク・サンドを観に行きました。
建物や内装、車、街並み、本、映画、シェイクスピア劇も映画を物語っていました。

Momoko
Momokoさん / 2015年11月27日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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切ないカネの話

タイトルのバックに映る夕闇のパリ。走っている車は60~70年のもの。郷愁で胸が一杯になる。フランスが、パリが、まだ世界の文化に多大な影響を持ち、日本人にとってはまだまだ憧れだったころの風景である。
この華やかで先進的な消費社会の光景がスクリーンから消えると、その墓場ともいえる質屋が映画の舞台として現れる。そして、始まるのは世知辛い銀行員くずれの質屋とその若く美しい妻の味気ない結婚生活なのだ。
川本三郎がその著書で、成瀬巳喜男の作品に金の話が良く出てくることを指摘しているが、この日観たもう一本のロベール・ブレッソンの作品はその題名も「L'argent(カネ)」であり、両作品ともカネに翻弄される人間を描いたものだった。
ブレッソンの映画が、川本による成瀬論と同じく、カネにまつわる話で特徴づけられるのかどうかは知らない。しかし、この日の新文芸坐の二本立ては両方とも切ないカネの話であった。
この夫婦は両者ともにカネに苦労した経験を持ち、カネの使いみちにこそ自由を見出している。不慣れな質草の査定を自分でやろうとするのは、妻(ドミニク・サンダ)のそうした欲求の表れに他ならない。
老婆の持ち込んだ二束三文の品と引き換えに、何枚もの紙幣を渡してはベテラン質屋である夫の不興をかってしまう。価値を自分が決める優越感と自由を謳歌することは、この夫により許されてはいないのである。
そして、仮に質草の値決めをする自由が与えられたとしても、居室の内装を自由にさせてもらえない不満を埋めるにはそれだけでは不十分であり、質草の不相応な評価を自分への好意と受け止める男性との恋は、気づまりな結婚生活を束の間忘れさせるに十分魅力的であっただろう。
このように映画は、一人の若妻が結婚生活に絶望する過程を綿密に積み上げて描いていく。最後にこの夫婦がどうなるのかは大した問題にはならない。描きたいのはこのプロセスなのだろう。なにか約束された結末に向かって進んで行く映画ではない。過程に過程を積み重ねていくというタイプの作品である。

当初予定していたBlu-rayでの上映から、35ミリフィルムでの上映に変更した新文芸坐に感謝する。

よしただ
よしたださん / 2015年11月7日 / PCから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  悲しい 知的
  • 鑑賞方法:映画館
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映像に感情がついていかない

映像に感情がついていかない

Y.Yuki
Y.Yukiさん / 2015年8月23日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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ドストエフスキーだなあ

なんかストーリーは良く解かんないんだけど、面白くて観ちゃう。原作ドストエフスキーだから文学っぽい感じで「ドストエフスキーだなあ」って感じがする。なんか、ちょっと暗めで、でもちょっと面白くてって感じ。

時系列が混ぜこぜになって出てきて「え、どうなるの?」と思って観てられんだよ。それでみんな無表情で喋るから、何考えてんのか想像しながら観るしかないの。

ラストがかっこ良かった。うわーって思った。

Scott
Scottさん / 2015年5月3日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  怖い 知的 難しい
  • 鑑賞方法:映画館
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何もない

ただただ生活を覗き見るだけの駄作。
最後にひとひねりあれば、少しは評価上がったかも…

YASU!?
YASU!?さん / 2015年4月29日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 0.5
  • 印象:  単純 寝られる
  • 鑑賞方法:映画館
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やや混乱気味の私

『ラルジャン』に対しては、複雑な思いで低評価にした覚えがあります。複雑というのは、自分の混乱を回収できずにいたという意味であります。そして今回の『やさしい女』は、やはり複雑な思いで高評価にしています。そして、こういった低評価と高評価を行き来する自分にただただ混乱するばかりであります。
あまり内容について書きたい気分にもならないのですが、しかし劇場を出た後、否応なくこの映画の世界を引きずっている自分がいて、この引力に素直に従ってみようと思った高評価なのです。
そしてこの世界に引きずられた私は、どこか自分が失っていた感覚を、その喪失感とともに味わっているのでありまして、その感覚こそは自分を自分たらしめていたもののように感じているのであります。
人と人とが軋み合ってしか一緒にいられないこの感覚こそが、何より自分が大切にしていたものだったことを思い出しました。

チャーリー
チャーリーさん / 2015年4月22日 / PCから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  悲しい 怖い 知的
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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ドミニクサンダ

ブレッソン。パリのネオンを捉えたタイトルバック。街の交通、アパルトマンの扉、窓、金の天秤、質屋、解剖学、動物園、映画館、ハムレット、そしてドミニクサンダが着続けるカーキのロングコート。何だかラルジャンの厳格なフレーミングに対して緩い感じ。あんまりラルジャン覚えてないのだけれども

ssspkk
ssspkkさん / 2015年4月7日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  寝られる
  • 鑑賞方法:映画館
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