「作品は懐かしくて最高だった。ただ……」もののけ姫 Kさんの映画レビュー(感想・評価)
作品は懐かしくて最高だった。ただ……
28年前も、劇場で観ました。
その後、TV放送でも何度も見ました。
でもまさか、IMAXで『もののけ姫』が観られる日が来るなんて!最高すぎました!
作品に関しては賞賛の言葉しかありません。
ただ……とても残念だったのが、
通路挟んで横の席に座った男女(多分私と同年代ぐらい)が、ポップコーンを途切れなく食べ続けるため、伸び縮みする腕がずっと視界の端に入り、
尚且つクチャラーだった為"サリサリ、カシャカシャ"と咀嚼音が絶え間なく聞こえ続け、底の方にあるポップコーンを掴む為にカツカツと爪が当たる音、ポップコーンを寄せる為(?)入れ物を振る音などが大変気になり、作品に集中するのに大変苦労しました。
しかも、エンディングのド頭で席を立ち、米良さんの美しい主題歌も、久石さんの壮大な『アシカタせっ記』も聞かずに出て行かれました。IMAXの、しかもプレミアシートで観ている方が『おわり』の文字が出る前に席を立たれた事が……なんか……
通常席ですが、「28年越しに大スクリーンで観られる!」と、意気込んで来た私からすると、残念に思えました。
ポップコーンの音や、離席に関して書くと、
「そんな事ぐらいで…」と非難されるのは承知の上です。
ただ私は……私の人格形成に多大なる影響を与えてくれたジブリ作品に、28年の歳月を経て、どっぷり浸りたかったのです。
作品に没頭したい方は、私以外にも沢山いらっしゃると思います。持ち込みOKな飲食物だったとしても、家で見ている感覚で飲み食いするのではなく、周りに赤の他人様がいる事を頭におき、迷惑にならないような振る舞いをしてほしいな、と強く思いました。
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