「完璧」もののけ姫 れいさんの映画レビュー(感想・評価)
完璧
劇場公開された97年は、サンやアシタカと同年代だったからかロマンス映画的な要素を強く感じてた。サンとアシタカの物語、みたいな。
いま見るとサンやアシタカはミドルティーン?くらいの若さで昔ほどの感情移入は出来なかった。代わりに、祟り神の呪いが胸に巣食い、やるせない怒り、憎しみが湧き上がるが、なんとか自分を律する…その辛さ、強さに感銘を受けた。
三輪さんの声の良さ。どちらかというと山犬側に肩入れして見た。
物語を見る視点が、30年生きると変わってくるのを実感。しかもサンとアシタカが洞穴で目覚めて別れるのが、30年前の私の記憶。
だから、まるで初見みたいにドラマを味わえた。
IMAXの音が最高 画像はもともと美しいので4Kにして良くなってるのか不明。森の透明感、湖の質感が凄い良く出ている。この映画を見始めで数分で、これは完璧な映画だ、というのがわかり(思い出し)、森の中へ引き込まれていった。
米良さんの音楽だけは、いつ聴いても鳥肌が立つほどの厳かさ。重ねて、完璧です。
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