名探偵ホームズ2 海底の財宝の巻のレビュー・感想・評価
全6件を表示
生意氣なレビュー
Huluで視聴できます。
画面サイズは4対3です。
モロアッチという敵の名前が面白いです。もろ、アッチなんですね、きっと。
実際は高価過ぎて予算がかさむ物も、絵で描いてアニメにすれば比較的低予算で表現できるし、芸術的でもある、と、そうゆうことですね。
冒頭からキャラクターに当たる光の描写が有り、やればできるじゃん、と思いました。生意氣ですみません。
今となっては世界的に有名な宮崎駿監督と片渕須直さんが若い頃に製作した貴重な作品です。
おそらく、BGMは当時のアニメの最先端だったのでしょう、今となっては古いとしか思えません。
モロアッチの色が氣持ち悪いので、マイナスカラー(モノクロ)で視聴すれば、もっと好きになるかもしれません。
永井一郎が大活躍
劇場版 #アニメ 『 #名探偵ホームズ 』40周年記念上映。 40...
ナウシカのオマケだが高品質の漫画映画
青いルビー同様にナウシカのおまけとして上映された作品
こっちはテレビアニメの方でも放送されたと記憶している
しかし青いルビー同様にキャラクターの名前と声優が一部違う点は全くの一緒
今思うと当時としてはかなり質の高いアニメだった
回想シーンで食事をする水兵の皆さんは明らかに手抜きだがそれも味わい深い
永井一郎はああいうキャラがよく似合う
富田耕生とのやりとりを聞いていたら贅沢な気分になった
典型的なオタクがゴリ押しするアニメにはそういうときめきがない
最後はコナンドイルの原作とは全く関係ないことを強調している
著作権で揉めたんだろう
これを観たあと名探偵ホームズをアニメに比ると本家がつまらないと感じてしまう
なぜこの作品のキャラクターは全て犬なのか子供の頃から疑問に思っていた
この作品はイタリアとの合作作品であり犬の件はイタリア側の要求らしい
企画を持ち込んだのはマルコという人らしい
彼が描いたホームズはまるでタツノオトシゴだった
イタリア人から見ればイギリス人は犬のような存在なんだろう
子供向けアニメのお手本のような痛快活劇!
『風の谷のナウシカ』と同時上映された30分程度の短編作品。
イギリス海軍が極秘に開発していた潜航艇を盗んだモロアッチ教授と、彼を追う名探偵ホームズとのドタバタアクション劇。
監督は『青い紅玉の巻』と同じく宮崎駿。
元々はイタリアとの共同製作体制で企画されていたテレビアニメシリーズであり、宮崎駿主導で6本くらい作っていたのだが、色々とトラブルがあり製作中止。
長らく幻の作品となっていたのだが、『風の谷のナウシカ』と同時上映するということで日の目を浴びることが出来た。
『青い紅玉の巻』との2本立てであり、2つ合わせて50分くらいのランタイムなのだが、現代の基準で考えるとオマケの作品が50分ってめっちゃ長い。『ナウシカ』観に来たんだか『ホームズ』観に来たんだかわからなくなりそう。
後にジブリで力を発揮するアニメーターの人たちが集まっており、『青い紅玉の巻』と同様とても質の高いアニメーションとなっている。
『紅の豚』に繋がるような、宮崎駿のミリタリー趣味丸出しのドタバタ・アクション・アニメであり、正に子供向けのまんが映画といった感じ。
一つの作品として考えると、ちょっとシナリオに起伏が乏しく、『青い紅玉の巻』よりは面白みに欠けるが、みんな同じ顔で、なおかつ同じ表情を作る作業員たちが可愛い。
宮崎駿のファンなら観て損はない1作。
全6件を表示