「実に“らしい”」名探偵ホームズ1 青い紅玉(ルビー)の巻 白波さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5実に“らしい”

2024年3月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

名探偵ホームズ劇場版、一作目の1パート目
まずスタッフが分厚く、監督の宮崎駿を初め近藤喜文・友永和秀・山本二三・片渕須直(当時在学中)と、今見るとすごいメンツですね。
国内のTVシリーズより先行して公開されており、この一作目は二つともキャストが違ったり(ホームズ、夫人、スマイリーとトッド、警部など)、名称も(教授、夫人、警部)版権の問題があって変更してたりします。
あと音楽もハネケンでないですよね。
物語はとてもハートフルで、田中真弓の芝居も瑞々しくて新鮮。
ゴージャスなサンドを食べる描写なんて、実に“らしい”じゃないですか。
ロンドンブリッジを駆け上る様も「カリ城」を彷彿とさせてアツくなります。
やっぱりスクリーンで観ると迫力が違いますね、とても面白かったです。

白波