名探偵ホームズ1 青い紅玉(ルビー)の巻のレビュー・感想・評価

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3.5実に“らしい”

2024年3月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

名探偵ホームズ劇場版、一作目の1パート目
まずスタッフが分厚く、監督の宮崎駿を初め近藤喜文・友永和秀・山本二三・片渕須直(当時在学中)と、今見るとすごいメンツですね。
国内のTVシリーズより先行して公開されており、この一作目は二つともキャストが違ったり(ホームズ、夫人、スマイリーとトッド、警部など)、名称も(教授、夫人、警部)版権の問題があって変更してたりします。
あと音楽もハネケンでないですよね。
物語はとてもハートフルで、田中真弓の芝居も瑞々しくて新鮮。
ゴージャスなサンドを食べる描写なんて、実に“らしい”じゃないですか。
ロンドンブリッジを駆け上る様も「カリ城」を彷彿とさせてアツくなります。
やっぱりスクリーンで観ると迫力が違いますね、とても面白かったです。

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白波

5.0勿論、原作の『青い紅玉』とは違う。 『Winnie』って僕は『WI...

2023年5月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

3.5みんな犬

2023年3月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2023年3月23日
映画 #名探偵ホームズ 1青い紅玉(ルビー)の巻(1984年)鑑賞

シャーロック・ホームズシリーズを原案にした #宮崎駿 監督の冒険活劇

イタリアの国営放送局からの下請けで製作した作品

本編と「海底の財宝の巻」の2編で1つの映画として「風の谷のナウシカ」と同時上映されたそう

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とし

3.5ホームズの声が広川太一郎ではない

2021年7月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

最近香港のアニメ映画『シャーロックホームズの大追跡』を観た
香港のラノベのアニメ化らしいが全キャラクターが人ではなく動物でしかもホームズは犬だった
宮崎駿アニメの『名探偵ホームズ』を連想させたがあっちはワトソンが猫で刑事はゴリラだったのでパクリは辛うじて回避している
そのアニメ映画に影響を受けて久々に『名探偵ホームズ』が観たくなった
テレ朝のテレビアニメはよく観たが劇場版を観るのは初めて

テレビアニメと違いホームズの声が広川太一郎ではない
下宿の家主の声も違う
刑事の声も違う
教授の子分2人の声が違う
でも特に強烈な違和感はなかった
これはこれでいいかなと

強い違和感を感じたのはキャラクターの名前が違う件
モリアティー教授がモロアチに
ハドソン夫人がエディソンに
シャーロックがシャーベットに
著作権が絡んできたのだろう

主題歌もサーカスではない

スリの女の子ポリイの声を担当したのは田中真弓
彼女が女の子の声をやるのは珍しい
ボーイッシュな一面もあるキャラなので田中真弓は正解

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野川新栄

3.5肩の力を抜いて観ることができる、まんが映画の秀作。

2019年10月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

単純

『風の谷のナウシカ 』と同時上映された、30分程度の短編作品。本作公開後にテレビアニメとしてシリーズ化するが、テレビアニメ版とは一部のキャラクターの声優や名前が異なる。

世界に一つしかない青いルビーを手に入れようとするモロアッチ教授から、スリの少女ポリィを守る私立探偵ホームズの活躍を描くファンタジー・アクションアニメ。

監督は『パンダコパンダ』シリーズ(脚本)や『ルパン三世 カリオストロの城』の、後に日本を代表するアニメーション監督となる宮崎駿。

若き日の宮崎駿が肩の力を抜いて作ったのであろう、のびのびとした作風の楽しいまんが映画。
当時、宮崎駿が描きたかったものが詰め込まれているんだろう。19世紀イギリスの街並み、チョコチョコと走るクラシックカー、ボーイッシュな女の子、悪党とのカーチェイス、清楚な麗人etc…。

「シャーロック・ホームズ」のアニメの筈ですが、全く推理要素は無し。ドタバタアクションの連続です。
当時はまだコナン・ドイルの著作権が生きていたため、権利の問題で揉めたらしくコナン・ドイルの名はクレジットされていない。その為、キャラクターの名前やストーリーがオリジナルのものになっているんだろう。

主人公のホームズはクールで知的、紳士的な態度で女性に接するジェントルマン。イケメン(犬だけど…)で身体能力抜群、行動力と度胸のある完璧なキャラクター。一方で、宮崎駿のキャラクターらしい愛らしさやユーモアに溢れており、非常に親しみを持てるキャラクターとなっています。勿論喫煙者。
悪役のモロアッチ教授、相棒のワトソン、大家さんのハドソン夫人、スリの少女ポリィ、など、どのキャラクターも活き活きと存在しており、とても30分作品とは思えません。

ストーリーも単純明快で、頭を空っぽにして楽しめます。子供のために面白いアニメーションを作ろうとする製作者の心意気が伝わります。

非常に明るく、優しい活力に溢れたアニメーションで、観ていて元気が湧いてきます。宮崎駿ファンであれば一見の価値有りです!

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たなかなかなか