「【ヴィム・ベンダースMeets ナターシャ・キンスキーの記念碑的作品。”不安””焦燥””孤独”を可視化した、ダークテイストなロードムービー。ナターシャ・キンスキー映画初出演作でもある。】」まわり道 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【ヴィム・ベンダースMeets ナターシャ・キンスキーの記念碑的作品。”不安””焦燥””孤独”を可視化した、ダークテイストなロードムービー。ナターシャ・キンスキー映画初出演作でもある。】
ー スランプに陥った小説家、ヴィルヘルム(リュディガー・フォークナー)が”母に言われ”旅に出る。そして、女優、元ナチのお爺さんとその孫、自称詩人等と旅をする。
金持ちの実業家の大邸宅に泊めて貰ったりしながら・・。ー
・劇中、登場人物たちの会話が難解である。ショーペンハウエルの本でも、読んでいるかのようである。
・漂う、”不安””焦燥””孤独”を可視化した寂寥感が、凄い作品。
■今作は、前作に引き続き、自分の映画スタイルを追い求めていたヴィム・ベンダース監督が、迷走する中、今作後の傑作、「パリ・テキサス」を作る過程になった記念碑的作品である。
<2021年10月2日 配信にて鑑賞>
<2024年1月11日 配信にて再鑑賞>
コメントする