「"Holiday In Cambodia"」ボーイ・ミーツ・ガール(1983) 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
"Holiday In Cambodia"
≪WE MEET LEOS CARAX!≫
ミレーユが音楽をかけると流れてきたのはアメリカのハードコア・パンク"DEAD KENNEDYS"で、ほぼフルにジェロ・ビアフラの声が聴こえる中でのベルナールが詩的に吐く台詞との違和感、作品全体の雰囲気から白黒の映像を踏まえたLookに意表を突かれる選曲、デヴィッド・ボウイの方がまだしっくりくる。
アレックスとミレーユが会話するパーティでの場面が長尺でゴダール監督作『気狂いピエロ』の序盤でのパーティを思い出す、個人的に。
何が起こったのか、混乱してしまう終盤に違う角度から見せる同じ場面の唐突さ、バッドエンドでありながら意味深に歪んだ恋愛体質??
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