「煌めいて咲き誇る時【バラの映画】」プリティ・ウーマン グッドラックさんの映画レビュー(感想・評価)
煌めいて咲き誇る時【バラの映画】
ファストファッションのお店でも、家族の下着とかじゃなく自分の服を買う時には、バカバカしいけどあのイントロが脳内にちょっと流れちゃいます。
とにかく、世代なので。
1990年作品。バブル時代の最後の頃かぁ。わけもなく明るい明日を信じていた、あの頃の空気感にピッタリだったんでしょうね。
活きの良いキラキラ笑顔!ジュリア・ロバーツの魅力満載です。
ヘクター・エリゾンド演じるホテルマン、人情ある大人、素敵です。
二人の心の変化を少しずつ追っていけるので、ラストは温かい気持ちになれました。
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〜バラポイント〜
ホテルの部屋には、赤いバラがずっと飾られており、蕾から少しずつ変化していきます。彼女が屈辱的な思いをするときも、バラは思いを共にしているよう。
丁寧な演出に驚きました。
ラストのエドワードのプレゼントの感じだと、エバーアフターなのかはわからないけど、煌めいて咲き誇った瞬間の記憶は、大事な宝物だと思います。
【バラの映画】
2015年、広島県福山市の市政100年の際、映画館を中心に集まった有志で、市花に因み小冊子〚バラの映画100選〛を編みました。
皆でバラに注目して観まくり、探しました。楽しい時間でした。
若い方から「ゴジラ対ビオランテ」が紹介され大拍手!
2025年、世界バラ会議に因んで、私選のバラ映画10を紹介します(一部レビュー加筆)。
アフリカの女王/アンタッチャブル/エド・ウッド/ゴーン・ガール/素晴らしき哉、人生!/ダ・ヴィンチ・コード/Dolls/プリティ・ウーマン/めぐりあう時間たち/めまい