「アンドロイドもヒューマンも、電気羊の夢をみられるような気がします。アクは強いですが、決して後味の悪い作品ではなかったかも。」ブレードランナー もりのいぶきさんの映画レビュー(感想・評価)
アンドロイドもヒューマンも、電気羊の夢をみられるような気がします。アクは強いですが、決して後味の悪い作品ではなかったかも。
家庭の事情にて、映画館に行けておりません。・_・;
(そろそろ行けるかも な予感もしてます)
「バレリーナ」で初めて観たアナ・デ・アルマスの
過去の出演作が気になり検索。その中で観てみたいと
気になった作品が「ブレードランナー 2049」。
「ブレードランナー」の35年後を描いた続きのお話とか。
観た記憶があるような気が。…しかしおぼろ気。
ならば過去のお話を復習してから観ましょうか。
と、いう訳でこちらを鑑賞することに。
※過去に観たハズなのですが、はたしてどの程度
覚えているものやら。…すごく心配。
未来感と下町感が融合したような世界。
複製人間(レプリカ)の社会進出
精巧なレプリカは人間との見分けが困難。
その一部のレプリカによる人類への反逆。
それを鎮圧するために指令を受ける男。
昔はレプリカを始末する専門家だった らしい。
その他、主人公(ハリソン・フォード)の過去については
多くを語られない。
反逆者=レプリカは4人。
地球に降り立ったレプリカの抹殺を命じられる主人公。
思いの外、泥臭さのある展開。
感情を持ち、懊悩する人造人間。
寿命の短さへの恐怖。
異性に対する恋愛感。
感情を持つに至る人工の生命は、もはや
人間となんら変わらない。
レプリカと戦う中で生まれる葛藤。
なぜ戦う?
なぜ殺す?
レプリカはもう一人居た。
自分を人間と思っていた若い女。
主人公に寄せる好意。
彼女はどうする?
殺すのか?
レプリカだから?
◇
戦いの終わらせ方が良い。
単なる勝利とか、絶望とかではない。
観る側にテーマを投げかけている そんな気がする。
命とは?
生きるとは?
想像以上にメッセージ性の強い作品でした。
◇
シルバーメタリックな世界とのイメージがあったのが
実際にはプラックナイトな世界感でした。私の記憶って…・_・:
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
