劇場公開日 1982年7月10日

「3.4」ブレードランナー onakaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.53.4

2016年3月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

知的

ザ・SFって感じ。もう何年も前の作品だけど、今見てもおもしろい。よく考えられているなあと思った。
この映画は人工知能をテーマにしているけど、レプリカントはどちらかというと人工生命だ。人工知能は情報技術とか科学の分野だけど、人工生命は生物工学であると思う。
ロボットが感情を持ち、それが暴れると収拾がつかなくなるので、今のうちに何か手を打たないといけない。この映画はいろんな議論を呼ぶとても重たいテーマを扱っていたと思う。
映画全体はなんかどんよりしていて、暗くて気分が沈む雰囲気だった。クライマックスはもっと大げさに派手にするべきだったと思う。
クライマックスは本当に衝撃的だった。知能の塊であるロボットが、感情のみで動き、狂気を見せた。あんなマッドな感じはもはやロボットではなかった。すごく怖かった。
ハリソン・フォードはハン=ソロみたいな方が好き。冷淡な感じより、バカをしたり、躊躇しない行動派の役の方がすき。見た目も歳とったハリソン・フォードの方がなんとなくすき。

onaka