「優作はすごい。。。」ブラック・レイン mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
優作はすごい。。。
新・午前十時の映画祭で上映の1本。今回はできるだけ参加しようかと画策中。
1989年のリドリー・スコット監督作品。
公開当時は松田優作の遺作ということで、あまり平静な気持ちでは観られなかった気がする。
ダイナーみたいなところで、佐藤(松田優作)が頸動脈を切って人を殺すシーンには、鳥肌がたつほどだったが、いま観るとややオーバー・アクトである。
完成度としても、実はたいしたことはない。
しかし、この映画が映画史に残るのは、松田優作最後の出演作品だからである。日本だけ特別ということになるが、松田優作の出現は、アメリカでも驚異、脅威だったに違いない。
ただ、松田優作個人でいうと、「家族ゲーム」(森田芳光監督)や「探偵物語」(根岸吉太郎監督)のほうが素晴らしい。
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