「松田優作の鬼に迫る名演」ブラック・レイン やまちゃんの一言さんの映画レビュー(感想・評価)
松田優作の鬼に迫る名演
この映画が凄いのは、大阪の風景を見事に描いてくれたリドリースコットそしてスタッフの素晴らしさ。そしてこの映画の後、癌で早逝する松田優作のまさに「鬼に迫った」名演だ。
高倉健、若山富三郎の意外にも見事な英語、最初は日本人を「Fuck you very much」とさけずんでいたマイケルダグラス扮する主人公ニックが、最後は日本人を尊敬していくところ。それぞれがいい味を出している。
そして何といっても最後まで最高の悪人「セイトウ」を演じきった松田優作。ブレードランナーにおけるルトガーハウアーに通じるものがある、まさにプロの役者だった。それらが絡み合った名作だと思う。
コメントする
NOBUさんのコメント
2020年6月7日
おはようございます。
私にとっては、ブラック・レイン=松田優作さんなのです。(他の名優さん達も、勿論素晴らしいのですが・・。)
それ位、彼の演技は凄かったと思うのです。
では、又。