フルメタル・ジャケットのレビュー・感想・評価
全62件中、41~60件目を表示
戦争映画の名作・・
そんなに…??
2001年宇宙の旅や時計じかけのオレンジ、博士の異常な… などを観て、キューブリックの戦争映画ってどんなだろう?と観てみた。
訓練兵時代の前半と、戦地の後半に別れている。前半は殺人人間をつくる異常空間が、よく伝わってくる。
それから、なんといってもデブ兵が狂気に囚われるシーン。支配する側とされる側の関係性を狂気で覆すという、斜め上をいく展開だった。
前半と後半は、印象がだいぶ違う。戦争の残酷さを描きたいのは伝わってくるけれど、いまいち何に焦点をあててみればいいのか、話の筋がまとまっていないんじゃないか?? 起承転結がなくばらついたイメージがある。
特に前半で描かれていた、ジョーカーの二面性。不条理を嫌う意思の強い善良な性格な反面、いじめに荷担してしまうという残酷さ。その二面性が戦争によってどう変化するのか、中途半端で終わっている。
戦争の残酷さを描きたいなら、ドキュメンタリー的に流して見せるんじゃなくて、もっと脚本練った方がいいと思う。ただ衝撃的なシーンを見せるんじゃなくて、もっと人間の内面に迫った脚本が必要だと思う。
衝撃的な反撃の一撃を放ったポッチャリ兵士はたいそうをかしかった。あのポッチャリは教官に共感していたと思ってたのにぁ
この映画は前半と後半で内容がガラッと変わって二本立ての映画を観ているみたい。
戦争がない国では受験戦争。
人間は戦争とは切って切り離せない関係なんだね。
自分の英語力のなさを痛感します。
これは痛快なセリフに面白さが詰まっています。
多分、字幕じゃ100%表現しきれてないから。
もっともっと、直接的な表現として翻訳してほしい。
なんか、すごく柔らかい表現にすり替えられている気がする。
それじゃこの映画の良さは半減するのに!!!!!!!
この映画は前半と後半で内容がガラッと変わって二本立ての映画を観ているみたい。
あたしは前半の方が好きです。
鬼教官の調教や環境によってデブの精神がぷつぷつと崩壊していく様に、引き込まれるからです。
話はジョーカーを中心に進んでいきますが、最後まで、そこまでジョーカーに感情移入が出来ないのは、この映画が常に第三者の目としてジョーカーの周りを淡々と映しているからだと思います。そこが、いい。
途中戦士へのインタビュー風の映像があることからもそれがわかるように、戦争を客観的に映し出そうとしている。これが他の戦争映画との大きな差異ではないでしょうか。
2010/6/10@メディラボ
イギリス映画
監督:スタンリー・キューブリック
主演:マシュー・モディーン
ヴィンセント・ドノフリオ
公開日:1987年6月26日(米)
1988年3月19日(日)
制作費:$17,000,000
キューブリックのベトナム戦争
フル…メタル……ジャケット!
さすがキューブリック!!
二度目の鑑賞にして、またもや衝撃。
初めて見たのは多分10代終わりかハタチそこそこ。
さすがキューブリック作品だなと思いました。
前半での訓練学校はひたすら卑劣な言葉を楽しむことができます笑
あのデブの人の狂っていく様子もまたよし。
後半の舞台が戦争となってからの銃撃戦なんかでは緊張感もあり、集中力が高まりました。
音楽の使い方も素晴らしくて、なんか、もっとキューブリックの映画が見たいって思いました。
最後のシーンであの歌を使うあたりもいいですね。
そして、カメラワーク。
奥行き感。
臨場感てゆうの?ホント、どこで撮影してるの?ってゆう。
これは戦争映画ってゆうか…あくまで兵士たちの映画って感じだったけど、すごく面白かったです。
キューブリックはやっぱり面白い!
彼の視点
ようやく見ました
結構、キューブリックは見て来たつもりだけど、なぜかこの作品は見てなかった… いわゆる戦争の狂気系を感じて避けてきたのかなぁ。
いざ見てみると、訓練中のシーンはやっぱり良いね。整列してジョギングしているところとか。むしろこの訓練シーンだけで1本の映画が撮れたのではと思う感じでしたね。
ただ、戦闘が始まると、まぁ大事なところで分かりやすいスローモーションとかズームがあったりして、はたしてこれで良いのか、迷ったですよ。
なぁんか、どこか、いま一歩という感じがあるなぁ。なんか、長すぎる気もするんだよなぁ。
ただ、最後に炎をバックに歩くシーンは良い絵だったね。
と、まとまらない書き方になる映画…ということで、はい。
完成度高いです
全62件中、41~60件目を表示