フェノミナンのレビュー・感想・評価
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毎日が曲がりくねった山道
ジョン・トラボルタ主演。
【ストーリー】
田舎町の自動車修理工場で働くジョージ(ジョン・トラボルタ)は、ある夜、空に移動する光を見る。
それ以来、ジョージは思考力や記憶力、分析力、理解力などの能力が異様なほど高まり、それらを用いては国家の機密の暗号を解読し、断層型地震を予知する。
その話が広まるにつれ、ジョージのもとに学者やFBI、CIAなど仰々しい肩書きの者たちが訪れるようになる。
身辺は騒がしくなり、素朴な生活がどんどん窮屈になってゆく。
カルフォルニアの乾燥した空気の中、明るい太陽が降り注ぎ、人々がたった一軒のバーでくつろぐ。
どこにでもあるような田舎が、とても居心地よく描かれてます。
物語は『アルジャーノンに花束を』形式の、ある日突然天才になったどこにでもいるような善良な男が生みだす、悲喜こもごものお話。
お目目のやさしいトラボルタがそんなのやったら、似合うに決まってます。
誰だこんな抜群のキャスティングしたやつは、表彰してやるから出てこい!
エンディングの『チェンジ・ザ・ワールド』は言わずと知れたエリック・クラプトンの名曲ですが、挿入歌の『エヴリデイ・イズ・ア・ワインディング・ロード』も、シェリル・クロウの90年代を代表するヒット作。
『エリン・ブロコビッチ』でも使用されました。
どちらもメロウで気だるげで、素朴な西海岸のまばゆい田舎の風景を印象的にしています。
この曲を聴くたびに、ヘビロテだったあの季節を思い出して、切なくなります。
いやー音楽の力ってすごい。
属性を合わせた映像と流すと極上の体験になりますね。
ちなみにタイトルの『Phenomenon』は"現象"という意味。
そう、あの荒木飛呂彦の傑作(2巻打ち切り)マンガ『バオー来訪者』の、"バオー武装現象・アームドフェノメン"の、「フェノメノン」と同じ単語です。
ジョージに訪れた"天才"という名の現象、その結末が気になったら、ちょっとのぞいてみてください。
グリーンマイルの主人公みたいな人のお話‼️❓
脳腫瘍のせいで、脳の活力が全域展開、超能力みたいな才能、それとプチ恋愛❤️。
昔、脳の一割くらいしか、普通は使わない、そう信じられていた。
でも、現在、容量的にはそうだが、だいぶ使うとしても藤井聡太くらいが最大限、そう考えられている、最大限洗練されての条件付き、人生の全てを賭ける、藤井聡太や大谷翔平の努力の裏打ちがあればこそ。
映画のような純粋天才は現実には無い。
でも、映画だからこそ、そんな展開も許される。
恋愛の展開と演技はさすがでした、テレビの録画で、儲けもの、ありがとうございます😊😭
最大に泣いた映画
この映画泣けるのよーと、「フェノミナン」と言うと
『え?フェノミナ?』と、虫を操る少女のオカルト系映画と間違われた記憶が(笑)
余りにも暇な職場で、同僚と三人で号泣した記憶も(笑)
この頃のトラボルタが好きだなー
「マイケル」の、太ったミカエルも何気に私の中でははまり役だけど、他の映画ではなかなか見られない、素朴さや優しさ、思いやりや不器用さが堪らない
あの笑顔にヤラレル
どうしても見たくなって、納戸の中を大捜索
何度でも何度見ても何回でも泣ける
設定に無理があるとは思うけど、やっぱ映画は
楽しむものとしか捉えられない私は、この映画が好きだ!としか言えない
”アルジャーノンに花束を” 謎の閃光バージョン
”アルジャーノンに花束を” を彷彿させますね。
ここまで号泣とは行きませんでしたが、
心が丸くなるようなステキな作品でした。
トラボルタ主演のロマンティックなアメリカ映画
ジョン・トラボルタの個性に適したロマンティックな作品。面白い題材を嫌味なくストレートに、しかも情感込めて描いて良いが、特異体質の効用と原因の種明かしのアンバランスな脚本の未完成は否定できない。話として作り過ぎ。トラボルタだから許せる企画のアメリカ映画。
いい意味で予想外
「超能力」とか「ファンタジー」とかに軽いアレルギーがあるもので、見始めるときはテンション低かったんだけど、
この作品のメインテーマはそんなところにはございませんでした。
大切な人たちを大切にすること。
「死」という誰にでも訪れることの受け止め方。
「摩訶不思議なこと」を使って、とっても普遍的なことを描いた、温かい一本でした。
そして、笑ったジョン・トラボルタに弱いということを、いい加減に認めました。
人生には、説明できない不思議がある
2020年4月29日
#フェノミナン 鑑賞
田舎町に暮らす平凡な男が、謎の光をあびた時から天才的な頭脳を持ち、20分でポルトガル語を習得したり、米軍の暗号を解読したり、テレキネシスができたりしちゃうが、そこから・・・・・
感動される方が多いようですが、僕は感情移入できませんでした。
エリック・クラプトン
サントラCDを持っているのに今まで観る機会がなかった。題材がSF・ファンタジーであるにもかかわらず全くのハートフルドラマになっているのも面白い。
検査官の「1928年に生まれた人は何歳?」から始まるトラボルタのやりとりはとても面白く、笑わせてくれます。
たんなる普通のラブストーリー
彼女が言う
「何か期待してるの?」
彼が答える
「単なる希望かな…」
すべては繋がってる、空も木も人もサングラスも
この世はとても素晴らしい
でも、もっと良くなるはずさ
change the world
感動した!
暇なので、HDDに溜まった録画映画を消化中。
全く予備知識がなく、トラボルタ主演だから録画しといたという。タイトルからしてSF?パニック?ファンタジー?と勘ぐりながら鑑賞開始。結果、人間味あふれる感動的な秀作でした!
物語が進むに伴って、主人公に十分感情移入できたところで、まさかの展開。結末でじんわり涙が出てきて、ラストシーンは大号泣してしまいました(^-^;
ずーっと未見で損した。
不意に観たくなって、レンタルを探したら意外に置いてなくて見付からなかった。
手間が掛かった分も含めて思い出深い作品になった。
ある日突然ずば抜けた才能に目覚める……と言うネタはよくある。
いなか町の気の良い仲間と楽しくやれている内はコミカルでたのしかったが、暗号解読を始めてFBI が出てきたり、マスコミが来たり、仲間のジョージへの畏怖が見えてくると一気に物語が変わってしまった。
前半笑わせておいて、後半は悲しいのがやや辛い。
トラボルタの欲の無い甘いマスクが物悲しさを引き立たせている。
ただのエスパー映画じゃない
本題はもっと別のところにある。
自分の価値は超人的才能ではなく
自分を愛してくれた人達の中にある。
カルフォルニアの田舎風景で起きた
とても素敵なお話でした。
エンディング曲も最高でした!
最後に泣けました。
面白いSF作品
ある日頭に衝撃を受けて超天才に、というよくあるネタを使った映画
面白いのが主人公が天才になったとよく分かる描写がこれでもかとされること
地震の予知
秘匿回線の傍受、からかい
読書量の明らかな増大
さらにさらにおどろくべきようなことをするが
それは実際に視聴を
天才ものの作品にはレインマンやグッドウィル・ハンティングなど
数えきれないほどあるが、本作は非常に面白い天才の描写をしている
余談だが、この映画の知能拡大の描写が好きなのであれば
テッド・チャンの「あなたの人生の物語」の「理解」という小説がおすすめ
同じように知能拡大ものの作品で非常に面白い
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