フィフス・エレメントのレビュー・感想・評価
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ミラのPV
本作がきっかけで結婚したミラジョヴォヴィッチのプロモーション作品に仕上がっている。
それが際立ってしまうのも高校時代リュック・ベッソンが考えたという原作そのまま映画を撮ってしまった自由な作品だからだろう。
ストーリはつまらないしアニメにしたかったのかという程デザインに凝っているが作りは陳腐、がそのグダグダっぷりもすべてミラジョヴォヴィッチの可愛さがチャラにさせてしまう。
キャラクターを描くのはやはりとても上手だった。
オペラ
タクシードライバーのコーベン・ダラス(ウィリス)の車にぶつかってくるが、コーネリアス神父の名前を発したので、教会に連れてゆく。意味不明の面白い言語を喋るミラ・ジョヴォビッチにおとぼけな会話で対応するブルース・ウィリス。悪い宇宙人はオールドマンだ。
実はダラスは元軍人。タクシーの解雇通知を受け、将軍から命令が下される。歌姫が残り4つの石を持っているのでそれを受けとって欲しいと。
印象に残るのはやはりDIVAの歌声。青い肌に頭からイカのように足が生えている彼女。見た目は気持ち悪いが目をつむれば問題なし。
ゲイリー・オールドマンの切れ方、爆弾でのやられ方は『レオン』と同じ扱いなのか・・・
正に中2病全開
16歳の夢想、高校1年か
授業中、先生の話は上の空で頭の中は空想で一杯、黒板を写すのではなくその空想をノートに書き留めるのに忙しい
そんな経験がある男子は世界中に幾らでもいるだろう
しかし、それをこれだけの予算をかけ、情念を傾けて具現化できた人物は何人もいない
リュック・ベッソン監督はその一人だ
お話の内容は、はっきり言ってありがちの陳腐なもの
設定も展開もそんなものは評価の仕様もない
大事なのはその世界観、ガジェット類のデザイン、奇抜な衣装
それを表現したいわけで、その他のことは大した関心は無いのは明らか
本作のテーマは、その世界のイメージ、ビジュアルを映像として具体化することにある
その情熱の熱さをしっかりと感じことができる
ブルース・ウィリスを出演させているのも、その世界を見せびらかすための道具として必要とされているだけのことだ
自分の作った箱庭をあの有名アクションスターが駆け回る
それだけを欲したに過ぎない
監督としてはこの作品を撮らなければ前に進めないそのように大事なものだろうが、それは個人的なものだ
だから、本作の意義はと言えばその独特の世界観と雰囲気、デザイン、衣装を愛でるのみになる
しかし、それすらゴルティエの衣装以外は大して目新しいものでもないのだ
ブルース・ウィリスの存在感
20年前に観たときは、今を輝くリュック・ベッソンのオシャレなSFにブルース・ウィリスが出してもらってるみたいな印象だったけど、今視ると大して凄くないコンパクトなSFがブルース・ウィリスのお陰で絞まって見えるように。
ブルース・ウィリスの魅力再発見。
L・ベッソンの限界!?
金髪が痛々しいB・ウィリスが終始、M・ジョボビッチをエロい目線で見ているようでオッサン臭がハンパなく最後の銃撃シーンは「ダイ・ハード」まんま。
コメディロールが二人もいる印象でC・タッカーは単にウルサイだけで不必要に感じるしG・オールドマンの間抜けさにガッカリする。
チャラけた要素が多く観ていて物語の危機感が損なわれ笑いのシーンに失笑してしまう。
壮大なSF映画を撮る前にL・ベッソンにはコメディを撮れる手腕は皆無で本作以降は停滞しているイメージだし懲りずにSF撮っちゃってるヨ!また。
映像のLOOKに衣装やデザインばっかり気を取られてストーリーが破綻していると思うし「レオン」で得をしたG・オールドマンが本作では一番損をしている。
仙台青葉劇場にて鑑賞。
それぞれのキャラクターとカラーの使い方が 独特で面白く大好き! ブ...
それぞれのキャラクターとカラーの使い方が
独特で面白く大好き!
ブルースウィルスのいつも破天荒でお茶目な男気のある役柄がお気に入り
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