ビバリーヒルズ・コップ2のレビュー・感想・評価
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レベルアップした口八丁
"ビバリーヒルズ・コップ" シリーズ第2作。
Netflixで鑑賞(吹替)。
前作で仲良くなった警部の危難に、再びビバリーヒルズへ降り立ったアクセル・フォーリーがお得意の口八丁で大暴れ!
ありえないデマカセも、あんな風にまくしたてられたら勢いで信じちゃうかもと思わせる山寺宏一の吹替、最高過ぎる。
常識人でアクセルを諌めるも結局はペースに巻き込まれるタガート。前作でアクセル信者になり、頭のネジが緩んでいるローズウッド。アクセルと絡むふたりのバランスが巧み。アクセルとのトリオは観ていて面白く、心地良かった。
アクションが前作に比べド派手。ミキサー車でのカー・アクションや、ロケランまで登場した銃撃戦に大興奮だった。
ブリジット・ニールセンの「ロッキー4」以来の冷徹役がハマっていた。アクションをもう少し観たかった気もする。
アクセルとの一騎打ちか…と思わせておいての最期の呆気無さも、「おぉっ!?」となったがこれはこれでアリかも。
トニー・スコット監督のスタイリッシュな演出がエディー・マーフィーのコメディー・センスと見事な化学反応を起こしていて、前作を超える面白い続編になっていたと思う。
またまたでとろいと刑事、ビバリーヒルズへ行く
30年ぶりとなる最新作配信前に、シリーズ再見。
何故かこの『2』はほとんど覚えちゃいない。初見だっけ…? いやでも、ブリジット・ニールセン演じる女ヴィランは覚えているんだよね…。
前作の事件以降友情を育んだボゴミル警部が撃たれ、瀕死の重体に。彼はアルファベット順に襲撃する“アルファベット強盗団”を追っていた。
ビリー&タガートは引き続き捜査しようとするが、ボゴミルと新署長はソリが合わず、担当から外され交通課に。
そんな時ニュースを聞いて、デトロイトから再びビバリーヒルズへ。カムバック、アクセル・フォーリー!
後の展開は自ずと。友の為にアクセル全開捜査開始!
『2』の注目ポイントは何と言っても、監督がトニー・スコットに。
ドン・シンプソン&ジェリー・ブラッカイマーPコンビと『トップガン』を当てたばかり。
開幕のカッコいい映像センスなどまさに。アクションも前作より迫力&見せ場増し。
『トップガン』と本作からトニー・スコットの快進撃が始まったと言えよう。本当に本当に、あまりにも惜し過ぎる人を亡くしてしまった…。
エディ・マーフィもさらにアクセル全開!
開幕、ビシッとスーツを決め、高級フェラーリを乗り回しちゃって、いきなりどうしちゃったの~!?
売れっ子になったから…? いやいや、ちゃんと捜査の一環。
マシンガン・トークも勿論。前作でも口八丁手八丁だったが、今回はさらにさらに。“宿泊先”の高級住宅は元より、タガートを“元大統領”に。
もはや口からでまかせレベル。アクセルよ、ちょっとやり過ぎ…。
やり過ぎと言うか、人格豹変しちゃったのが、ビリー。
前作では真面目でまだまだ若造って感じだったのに、自宅に銃コレクションやら観葉植物やらカメやら“スタローン”やら、クライマックスは“ランボー”ばりに銃をブッ放すは、ヤベー奴に。
タガートは今回、ビリーの抑え役…?
ボゴミルの仇を取りたかった所へ、アクセルが強力助っ人。分かっちゃいたけど、アクセルの無鉄砲さに唖然…。
だけどアクセルに振り回されてるように見えて、今回二人も結構無茶やってる。
先述の通りブリジット・ニールセンのインパクト。
より本格刑事アクションに。
アクセルとビリー&タガートのトリオが大活躍!
友情育んでいく過程や前作のとことん楽しい軽妙さがちと失われ、ちょっと暴走し過ぎの感もあるが、面白さは引き続き。
ボゴミルは一命を取り留め、晴れて署長に昇進。今回も粋な嘘で和気あいあいと。
あのテーマ曲と共にノッてしまうのだ。
このままアクセル全開で飛ばして欲しかったのだが…
90年代に入りエディが不調に。それは三度この名物刑事に扮しても払拭する事が出来なかった。
危ない刑事デトロイト支店
普通に面白い。
子供の頃は3の遊園地にばかり目が行きがちだが、
1よりも2、3よりも2が面白い。
宝石店や競馬場などの連続強盗にアルファベットを残す、愉快犯的組織犯行かと思いきや、奪ったブラックマネーで仕入れた武器売買に繋がっていて、実行犯は射殺されトップではないとアクセルが気付く。
本当の悪玉はコスタリカに高跳び計画だったところを、ビリーがバズーカを意図せず売られる予定の武器がごっそり入ったトラックにぶっ放し、燃やす。
アクセルがすごいのではなく、他の刑事が腑抜けなのだが、ボゴミル署長は気付いたから襲われた。
ビバリーヒルズにもちゃんと署長レベルは仕事する空気があるのねと安心し、どんどん武器不法所持に拍車がかかるビリーが面白い。
追う悪が大きいにも関わらず、身ひとつ口八丁で乗り込むアクセルのスタイルは全く変わらず、スラムあがりのようなアクセルの勘と機転に全て崩されてしまう入念計画の悪組織の脆さが面白い。
3まで制作されたのわかるし、今年7月の最新作も楽しみだ。
MIシリーズや009と違って、アクセルは刑事!使える警察と言うだけで、警察はアホで後手という世間の一般的概念を覆すし、スパイでもなんでもなく、最新兵器もトリックもなく、丸腰で闘うアクセルは実世界でも必要な社会的立場だと思う。
吹替の方がエディ・マーフィーっぽい。
前作は、字幕版で見ましたが、今回はなんとなく、吹替版で鑑賞しました。なんというか、こういうと変な感じですが、山寺さんに吹替られたエディ・マーフィーの方がエディ・マーフィー感がありますね(笑) しかも、吹替の方がコメディ感があって楽しめました。字幕より吹替の方がよかった珍しい例かもしれませんね。
ストーリーは、見た目に反して、キレキレの推理でサクサク犯人に迫っていくストーリーは軽快でいいです。テーマ曲もいいですね♫ただ、寄り道や伏線とかはなく、一本道のストーリーで作品としての幅がなかったかなという印象です。なんだか、スペシャルドラマ感が。。
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