「危ない刑事デトロイト支店」ビバリーヒルズ・コップ2 movie mammaさんの映画レビュー(感想・評価)
危ない刑事デトロイト支店
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普通に面白い。
子供の頃は3の遊園地にばかり目が行きがちだが、
1よりも2、3よりも2が面白い。
宝石店や競馬場などの連続強盗にアルファベットを残す、愉快犯的組織犯行かと思いきや、奪ったブラックマネーで仕入れた武器売買に繋がっていて、実行犯は射殺されトップではないとアクセルが気付く。
本当の悪玉はコスタリカに高跳び計画だったところを、ビリーがバズーカを意図せず売られる予定の武器がごっそり入ったトラックにぶっ放し、燃やす。
アクセルがすごいのではなく、他の刑事が腑抜けなのだが、ボゴミル署長は気付いたから襲われた。
ビバリーヒルズにもちゃんと署長レベルは仕事する空気があるのねと安心し、どんどん武器不法所持に拍車がかかるビリーが面白い。
追う悪が大きいにも関わらず、身ひとつ口八丁で乗り込むアクセルのスタイルは全く変わらず、スラムあがりのようなアクセルの勘と機転に全て崩されてしまう入念計画の悪組織の脆さが面白い。
3まで制作されたのわかるし、今年7月の最新作も楽しみだ。
MIシリーズや009と違って、アクセルは刑事!使える警察と言うだけで、警察はアホで後手という世間の一般的概念を覆すし、スパイでもなんでもなく、最新兵器もトリックもなく、丸腰で闘うアクセルは実世界でも必要な社会的立場だと思う。
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