「好き過ぎてレビューを書けずにいた作品」羊たちの沈黙 ジジさんの映画レビュー(感想・評価)
好き過ぎてレビューを書けずにいた作品
羊たちの沈黙が好きすぎてずっとレビューを書けずにいました。
偉大過ぎて!!大切過ぎて!!!好きすぎて!!!!
自分の拙い文章力では、この作品の素晴らしさを表せる気がしなくて泣
なんてったって、ハンニバル・レクターなのです。
クラリスの前に強化ガラス越しに登場(いや、降臨)したあの時から私の心臓はがっちりレクターに鷲掴まれたのです。
緊張しながらも、懸命に話すクラリスに、
「クローサー」と怪しい笑みを浮かべながらこちらをじっと見つめてるレクター様に、なんなの!!この映画!!
最高か!!!!
と何回思ったことか!!!
出てくる同乗人物たちがいちいち闇が深くて、魅力的でサイコーなんです。
クラリスは小柄な美人で人一倍努力家、そして男勝。
レクターに放った「あなたのその鋭い分析をご自分に向けてみたら?」というセリフに彼女の負けん気が詰まってます。幼くして母親と父親を無くし、叔父に引き取られたクラリス。いつも少し悲しい目をしているクラリス。
レクターは言わずもがな。
天才的頭脳とカリスマ性を持ち合わせた狂人。
ほとんどルシュファーみたいな存在。
人の悲しみや苦悩を栄養とする悪の権化。
この方を超えるほどの魅力を備えたダークヒーローがいるだろうか。いやいない。
レクターのセリフはそこそこ下品なものも多いのに、なんでか気持ち悪くないのは、彼の知性や品格がそうさせているのでしょう。
アンソニーホプキンス名優すぎてつらい。
長生きして欲しい。
彼の主演作で「アトランティスの心」も大好き。
レクターとは真逆のキャラクターだけど、この作品のホプキンスも佇まいが知性と品格のかたまり。
というか、アンソニーホプキンスがもはやそうだから、溢れ出ちゃってるのね。
好きすぎてつらい。
話が脱線しすぎましたが、とにかくレクターの魅力が半端ないのです。
あと、チルトン博士笑
いけ好かなさと滑稽さが群を抜いてる!
そこが人間ぽくて好き!
バーニーは穏やかで紳士的
レクターにもそこそこ気に入られてるご様子
バッファロービルの音楽をかけながらお化粧するシーンはなんかクセになっちゃう
臭いけど美味しいブルーチーズのような味わい
何回観ても飽きない
さらに新たな発見や感じ方ができる
私にとって宝物のような作品です。
レビューを書いてたら、ハンニバルシリーズがまた観たくなったので、これから観ようかな
ジジさん 共感とコメントありがとうございます♪
今度、ジジさんの好きな"七人の侍"(10/17〜)と完全版ですが"レオン"(2/27〜)も午前十時の映画祭15でやりますよ‼︎ 良かったら観てあげて下さい。私も観に行く予定にしています。どちらも大好きな作品達です。

