光る眼のレビュー・感想・評価
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まあまあだった
大昔映画館で見たので2回目。
生意気な子供が憎たらしいのだが、いくら憎たらしくても子供を憎むことに躊躇いがありあまり乗れなかった。デビッドだけいい子の片鱗があってよかった。
波を想像して心をブロックしていたのに、クライマックスはレンガ塀で、波のままならどんな表現だったのだろうと思った。
不妊治療の経験があるので、ちょっと不愉快なテーマだった。
変わったエイリアン映画
続編は一作目より面白いのはあまりないが、リメイクはオリジナルより面白いのが結構多い。ジョン・カーペンターはリメイクの名人だ。過去には1982年に「遊星からの物体X」という傑作を作っている(オリジナルは「遊星よりの物体X」1951年作品)。
この作品はオリジナルが1960年製作で日本では劇場公開はされなかったようである。ジョン・カーペンターが1995年にリメイクした。 オリジナルがドキュメンタリータッチなのに対し、こちらはかなり情緒的に描いていて、ペアを失ったエイリアンの子供にさえ感情移入してしまう。 それをよく表しているのがラストであり、オリジナルが完結しているのに対して、こちらはのほうは余韻を残している。
スーパーマンのクリストファー・リーブやスターウォーズのマーク・ハミルが出ているが、全体的にB級映画テイストである。例えば、心を読まれないようにするために、心に壁を作るのに、本当に煉瓦の壁をイメージするとか。ただ、B級テイストといっても、なぜか心に響く映画である。
結局、地球を救えたのかは観た人によると思うが、終わりでないのは確かである。「遊星からの物体X」で、最後に主人公と共に生き残った黒人は、人間なのか異星人なのかわからなかったように。
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