「底辺に生きる人々への光」パラダイスの夕暮れ 白波さんの映画レビュー(感想・評価)
底辺に生きる人々への光
採点4.2
鬱屈とした毎日の中で出会った、ややこしい男女二人。
その不器用でめんどくさい二人が、ずっとすれ違ってるような物語。
セリフも表情も極端に少なく、その味気ない生活に凄いリアリティに溢れていました。
そこからのいきなりのプロポーズには驚かされましたね。
結局気に入らない毎日を変えるのは、その一歩なんでしょうね。ここら辺にも底辺に生きる人々への光が感じられました。
流れる楽曲も日本の歌謡曲のようで何だか沁みますね。
短い尺にギュッと詰め込まれた、人生の希望を描いた作品でした。
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