「顔力と嫌々」ハリーとトント Curveさんの映画レビュー(感想・評価)
顔力と嫌々
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まず私が古い映画を見慣れてない、という点は先に言っておかなければならないかも知れない。
私は最初、今作の評価は星3つだった。
しかしレビューを書くためにハリーの行動の数々、シーンの数々を思い起こすにつれ、あれ?あのシーンも好きだぞ。あのシーンも心に残った。と、いつの間にか星は4にまで上がっていた。
どうやら私はこの映画が好きなようなのだ。
そしてどうやらこの映画は世にいう「スルメ」映画なのだ。
ハリーはあまり否定をしない。
誰の考えも行動も受け入れる。
ひったくりと強制退去された時ぐらいだろう。怒りの感情を見せたのは。ハリーは自分の居場所を奪うものには敢然と立ち向かうのだ。
そしてハリーは自分の居場所を探すために信念を曲げない。
ハリーの強さは憧るものであると思う。
あと映画の見どころとしてはアート・カーニーの顔力とトントの抱っこをされてるときの後ろ足の「嫌々」。
ハリーとトントが心で繋がっているのが伝わりつつも、ベッタリではない辺りも好感のもてる点だろう。
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