「ルドンの目玉」八月の狂詩曲(ラプソディー) ぷにゃぷにゃさんの映画レビュー(感想・評価)
ルドンの目玉
長崎の田舎の風景がきれい。おばあちゃんの昔話も、途中までになることが多かったけど、引き込まれた。
全体的に夢のような感じ。または、お能のような。すでにおばあちゃんは半分あの世にいて、過去のことを語り、雨の中舞いながら昇天する。起承転結など、現代の物語に当てはめようとすると理解不能なので、日本古来の語りものだと考えれば、このとりとめのなさは納得できるような気がする。
ピカの目玉。ルドンの絵を想像してしまった。宙に浮かぶ不気味な目玉。あんなのが始終頭の中にいたら困っちゃうな。
コメントする