「核爆弾をブラックユーモアの題材にする神経」博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか Bluetom2020さんの映画レビュー(感想・評価)
核爆弾をブラックユーモアの題材にする神経
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時代背景としては東西冷戦下、仮想敵国ソ連は定着しており、将軍の狂気も頷ける。旧ナチス・日本軍に対する表現はこの時代だからやむを得ないけど、勝者が正ロジックだな。
核を盾にして世界を牛耳ろうとする姿勢、今もこの構図が変わらないことが最も怖い。だから、ブラックユーモアとして笑えない。
さらに日本人としては、長すぎる核爆発実験のキノコ雲シーンで心穏やかになれるはずがないじゃないか。巨匠は核の怖ろしさをどこまで理解していたのか、と疑いたくもある。
そんな否定的な思いを和らげるピーター・セラーズの演技力が救いだな。
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