「ブラックコメディを極めて恐怖を植え付ける反核映画の独自性」博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか Gustavさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5 ブラックコメディを極めて恐怖を植え付ける反核映画の独自性

2025年9月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、TV地上波

悲しい

怖い

斬新

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Gustav
盟吉津堂さんのコメント
2025年9月6日

共感ありがとうございます!

自分はキューバ危機の時代を想像するしかないのですが、核戦争一歩手前の“笑い事ではない”状況だったんでしょうね。
その緊迫した状況を敢えてブラックな“笑い事”として見事に映画化してみせたキューブリックはGustavさんのおっしゃる通り「異端の天才」ですね!

Gustavさんの、映画だけでなく音楽や文学といった芸術全般に渡る該博な知識に裏打ちされたレビュー、とても参考になります!
フォローさせて頂きたくよろしくお願いします!

盟吉津堂
Moiさんのコメント
2025年9月6日

コメントありがとうございます。自分のレビューでは余り触れていませんでしたが、個人的には本作がピーター・セラーズの役者魂が最も炸裂している作品と感じています。心の内面の抑揚を静かに表現している「チャンス」ももちろん素晴らしい作品なのですが。

Moi
Moiさんのコメント
2025年9月5日

名優ジェームズ・アール・ジョーンズのデビュー作であったというのは知りませんでした。驚きですね。再度確認してみます。
本作初見時に強烈な印象であったジョージ・C・スコット演じる全く根拠や意味のない勝手な裏付けを強権的に人に押し付けようとするタージドソンのキャラクターが現在も各国の指導者達をも困らせているニ大国の大統領のキャラクターに非常に被っているなぁーと感じています。

Moi
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