ハード・ターゲットのレビュー・感想・評価

94年の映画ですが、2020年に観ても十分面白かったです。ジョン・ウーのハリウッド進出作という事で、シンプルかつ丁寧に作られていると思います。前半は徐々に何が起きているのか分かっていき、中盤のショットガンナー戦～バイク走行シーン以降は全部アクションというのが潔いです。主人公が謎のプータローなのも良かったです。ヴァンダムの回し蹴りを久しぶりに観ましたが、やはり美しいです。敵も町中で余裕で発砲等何でもありで、アクションゲームのボスキャラみたいにタフで、ランス・ヘンリクセンの悪役も似合っていました。アーノルド・ボスルーは観た事がある顔ですが、あまり映画に出ていなくて意外でした。