劇場公開日 1991年10月12日

「優れた味付け」ハートブルー はむちん2さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0優れた味付け

2023年6月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

エンドロールで流れる「Nobody Rides For Free」この曲を最後に解散してしまったRATTが好きなので、もう一度観ることにしました。

「全ての食品を砂糖抜きで摂れ。丈夫な心臓を維持してもらう」
---上司のセリフです。甘いもの好きなので気を付けよう。そう思いながらスタート。

 前半はサーフィンはもちろん、リーダー : パトリック・スウェイジを中心に砂浜で遊んだり恋愛あったりで、潜入捜査とはいえ殆ど青春映画と言っていいノリ。ちょっと長い場面かな。私が観たDVDは画面サイズが小さかったので、波の迫力とか感じにくかったのが残念。
 中盤。覆面P.スウェイジとの走るわ、走るわのアクション・シーン、そしてスカイダイビングはなかなか見応えあった。
 後半。なぜ銃を置いてから飛んだのか・・・K.リーヴスに情があったのか、良心が残っていたのか、もう必要ないからか不明だが、前半からP.スウェイジは「優しい悪党」て感じで何か付いて行きたくなる人でした。そしてキアヌの良き理解者の先輩、可哀そう・・・絶対そう思うはずです!

この映画は、冷静に考えれば大したことない話しを海・空・恋愛・覆面...と絶妙な味付けが色々あることで、観てて飽きが来ない。ここが一番の優れた点だったと思う。
 現在も活躍するキアヌ・リーヴスにおいて、この作品での様々な役柄が演技の幅を、可能性を拡げたように思える。

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はむちん2