劇場公開日 1977年1月

ネットワークのレビュー・感想・評価

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4.0未来予言映画として秀逸

2019年6月1日
Androidアプリから投稿

公開当時は話が大袈裟すぎるという批評もあったけれど、視聴率アップの為なら何でもする昨今のTV界を予言しておりました。SEXシーンでダイアナという女の本性を描き出す演出と演技の上手さ。

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もーさん

3.0マスメディアのモラルの崩壊

2015年3月14日
iPhoneアプリから投稿

マスメディアのモラルの崩壊を風刺する映画であった。この映画が指摘することは、常々メディアに対して思っていた部分があったので、現在も観て意義のある映画であったと思う。もちろん、風刺映画なので少しシニカルに強調する部分もあるが、且つ説得力のあるネガティヴさがあった。確かにメディアのマーケティング的な情報を完全に鵜呑みにする人は案外周りでよく見かけるもので、そういう人には一度この映画を観て観点をもってほしいなと思う。キャストの演技力が高い映画だった。この映画のセリフがAFIのトップ100のうちにランクインしたのも納得の印象的なセリフだった。エンドクレジットがなかなかTV Showっぽくてよかった。

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Tommy

3.0暴走する映画

2013年3月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

難しい

総合:60点
ストーリー: 55
キャスト: 70
演出: 55
ビジュアル: 70
音楽: 0

 視聴率を巡っての厳しい競争にさらされるテレビ業界。途中まではなかなか面白かったのだが、CCAの会長のジェンセンがビールを豪華な会長室に呼びつけて、急にどこかの舞台俳優さながらにわけのわからない観念的な思想を叫ぶところが理解出来ない。ビールは元々精神的におかしくなっていたとはいえ、あれだけですっかり会長の話に洗脳されてしまって制御出来なくなってしまう。また、いかに彼が自分の会社に都合の良くない放送を前回したとはいえ、会長も何故自分のところの看板番組をあのように手をかけて潰すようなことをするのかもわからない。彼に前言を撤回させるように命令するか、番組から降ろせば済むだけのことだろう。
 テレビ業界の何でもする汚い視聴率競争の裏世界を描きたいのだろうが、手が込みすぎていてわかり辛かった。物語の後半からは大袈裟な表現や演出が目に付くようになって、あまり自然な感じで見られなかった。物語が暴走するテレビ業界の裏側を描くということなのだろうが、映画そのものも暴走したような感じ。

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Cape God