「ビリー・ワイルダーのノリで一晩」ねえ!キスしてよ parsifalさんの映画レビュー(感想・評価)
ビリー・ワイルダーのノリで一晩
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キム・ノヴァクの映画を見たくて視聴。妻を愛し嫉妬深い作曲家が売れるために有名歌手を一晩泊めようとするが、女たらしなので、娼婦を雇って妻を一晩追い出しておもてなしをするお話。嫉妬深い夫のドタバタ部分は、それほど面白くなかった。
娼婦のポリーを家に招き入れて、何とかディノとくっつけていい思いをさせて曲を売ろうとする辺りは、流れが不鮮明だった。ポリーは嫌がっているようにみえ、オービルも先へ進めようとしないのは何故?
ゼルダが実家を出て、へそへ行く辺りで先は見えた。しかし、いくら一晩役割を交換したからといって、オービルとポリー、ゼルダとディノが、まったく抵抗なく一晩を共にするのは、えっという感じ。少なくてもゼルダの貞操感覚はどうなっているのって。ドタバタのノリで、そのままどさくさに紛れてでいいのって思った。
そして、最後、ゼルダが離婚するっていうのも本気だったのかどうか?
悪乗り?歌がヒットするのを知っていた?変わり身の早さ?ワイルダー的な流れ、最後のKiss me,stupidからすると、オービルをずっと愛していたってことだろうが・・・。何事もなかったかのように接するのが???
キム・ノヴァク、フェシリア・ファー、ディーン・マーチンの3人、それぞれが魅力的でよかった。
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