紐育の波止場
劇場公開日 1929年
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名匠ジョゼフ・フォン・スタンバーグ監督のサイレント時代の出世作。粗野なボイラーマンと酒場女の恋。夜霧、酒場の喧騒、何気ない朝食、腕に刻まれたタトゥーなど細かな演出が冴える。まああの二人とても上手くいくとは思えませんが。。大きなお世話、放っといたれ!
アメリカ国立フィルム登録簿作品てす。トーキー並に雄弁なサイレントで、猥雑な波止場の場末的な男女の機微を、センスよ良い映像で表現した如何にも映画芸術らしい作品であることは理解できますし、こういうのが好きな人がいることもよくわかります但し、微妙で切ない男女の機微を理解しない私のようなヤクザれた人間には、どうにも退屈極まる作品でもあります。
荒っぽく猥雑な港町としてのニューヨーク。その場限りの出会いのはずが、同士としての愛のようなものの芽生えとなる。人を救うことは自分を救うことなんだな。
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