ニュー・シネマ・パラダイスのレビュー・感想・評価
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とにかく眠くなるし、感動しない。
「ニュー・シネマ・パラダイス」字幕版 DVDで鑑賞。
インターネット、Amazonや他のレビューサイト見ても、感動する、号泣した!と、色々と書いてありました。
でも、残念ながら、自分は感動しませんでした(^^;)
トトの人生を描いた映画ですね。
少年期、青年期、中年期と3人の役者がそれぞれ演じてました。
エロいシーンもありましたし、とにかく眠くなりました。。
どこで感動するのか解らないまま、映画が終ってしまいましたw
うわ~時間返してくれ~~(泣)
映画を代表する名画
素晴らしい映画です。まさに映画という映画ではないでしょうか。
この映画の象徴であるあの映画館から広がる、それぞれの人生の物語であると思います。
映画をいつも観に来る愉快な街の人々。
トトを息子のように愛す映写技師だったアルフレード。
いつもトトを叱っていたけど、本当に心からトトのことを愛していた母親。
そしてトトが恋をし、愛し合うことになるエレナ。
みんながみんな愛すべき登場人物であり、それぞれの人生を持っていました。
そしてトト自身の人生。
楽しいことだけじゃなくつらいこともある、それでもみんなで映画を観たり、恋をして愛し合ったり、そんないろんな事がある人生の尊さを教えられました。
観ておくべき映画だと思います。
たまらない。
さすが名作
名作と言われている作品なので観ようと思って初めて鑑賞。想像以上の名作だった。
トトとアルフレードの2人の祖父と孫のような父子のような友人のような友情にとても感動した。
アルフレードがトトを送り出すシーンはもうトトがアルフレードには会えないと分かっていたせいで余計に辛かったし、アルフレードの葬式に出るために30年ぶりに帰ってきて思い出の映画館がボロボロで爆破されるのはトトにとって思い出が詰まった所があっさりと崩れ落ちていくのは観るのが辛かった。
トトの恋愛もせっかく2人の想いが通じたのに、突然連絡が取れなくなって、あんなにも急に離れることになるのはかわいそうだったし、どこかで再会して欲しかった。
やっぱり最後のアルフレードの形見のフィルムが流れるのは思いが込み上げてきていてとても泣けた。
ほんとに最後の30分にかけてとても感動するし、音楽が綺麗で音楽がより一層感動されられて、涙かこぼれた。
今まで観た中でも1、2を争う感動作だった。
私の人生において、この作品以上の映画は知らない。
少年時代、青年時代、壮年時代と、全てが素晴らしい。
映像、ストーリー、音楽も、完璧。
青年時代と、壮年時代に二度見ると、この映画の素晴らしさが判る。
可愛い子には旅をさせよ
祖父のような、父親のような、歳の離れた友情だから、アルフレードはサルヴァトーレの未来を導く事ができた。アルフレードもサルヴァトーレを我が子のように愛していたが、断腸の思いで村を出るよう送り出し、サルヴァトーレが大物になる事を待ち望んでいた。信頼が深いからこそ、30年戻らずにいたサルヴァトーレ。きっと、まだ戻ってアルフレードに会える身じゃない、と奮い立たせて過ごした事だろう。恋愛にうつつを抜かすより、人生を羽ばたいて欲しいという深い思いを感じる。結果、サルヴァトーレはエレナとも釣り合う程に成長した。アルフレードの読みは深い。
カットされたシーンのセリフまで覚えていた9歳のサルヴァトーレ。30年経ったサルヴァトーレがアルフレードの形見としてキスシーンを再見した時には、フィルムのセリフよりもアルフレードや映画館パラディソやエレナと過ごした時間の思い出が走馬灯のように駆け巡るのだろう。アルフレードに言われた通りノスタルジーに耽らなかったサルヴァトーレが、アルフレードの死去によって、この時とばかり回顧している。
30年というアルフレードなしの月日の中で、パラディソは廃れ、村の人は入れ替わり、サルヴァトーレは大きく成長したが、アルフレードを生涯忘れる事はない。映写室のアルフレードから人生の出発点を貰ったサルヴァトーレは、いつしか映画監督として、もっと多くの人にアルフレードの教えを伝えているのかな?と思わせる最後が嬉しかった。
モリコーネの新しい映画音楽はもう聞けないんだ
モリコーネは、ずっと居ると思っていたので、訃報はとても悲しかった。モリコーネが西部劇の映画音楽を作っていたこと、全く知らなかったので、これからはそれを楽しみにすることにします。
あまりにこの映画の音楽が素晴らしいので、メロディーを耳にしただけで、ほんわかした気持ちになることもあれば、涙がでることもある。
息子が小学校にあがる前、お正月、この映画を見るために一緒に映画館に行った。落語も歌舞伎も文楽も楽しむ子どもだったのに、むずがり始めた。何故?字幕が、というよりそもそもまだ字が読めなかったのでした!シチリア訛りのイタリア語が分かる訳でもなし(私だって分からない)!ちょうど火事の場面でした、映画館を出たのは。そこまで、よく我慢した!子ども!えらい!吹き替え映画の存在理由の一つを、学習しました。
何度見ても、発見がある。トトの30年以上ぶりの帰宅を待つ、お母さん。若いときと同じ面差しでとっても素敵。イタリアの女性はお家にいてもおしゃれ。スカートにパンプス。お家の中も清潔で居心地良さそう。編み物をしていて、チャイムで直ぐにトトだと分かって、どんどんほどけていく毛糸だけが映る。それが、止まる。トト!これだけで、泣けてしまう。
人生は映画ではない。ただ素晴らしい
終わりよければ全てよし
途中まではそれ程の作品とは思わなかったが、最後のカットされたフィルムを観るシーンになった時、バックに流れる音楽を聴きながらキスシーンを見ていたら、思わず涙が出てきてしまった。
観る度に味がある
やっぱりいいなぁ
よかった
公開時以来で見た。こんなに退屈な映画だったっけと思うほど退屈で、なぜ感動したのかも忘れていた。アルフレードが会場に入れないお客に向けて外の家に映写する場面と、キスのフィルムをまとめた場面は記憶に強く残っていた。どっちも、ああこうだったのか、と特にキスのフィルムはすごく感動的だった。屋外に向けて映写したのは、実際問題ピントが合わないのではないだろうか。
トトは人生の成功者でありながらも満たされない人生を送っているようだった。それはおそらく監督自身の投影なのだろう。未婚で子供もいない。彼女すらいなかったアルフレードと比べるのはどうかと思うのだが、結果的に寂しい人生のようだった。
少年期、青年期とドラマ性に乏しい内容であったのだが、中年になって故郷に帰ってからがそれまでの積み重ねが一気に溢れだすように郷愁や他の感情を掻き立てられる。故郷を離れる際にアルフレードが戻って来るなと言った言葉が呪縛のようで、その通りにしたことが果たして正しかったのだろうか。飛行機で1時間で戻れる実家にちょいちょい戻っていた方がまともな人生を送れたのではないだろうか。
幸福とは一体なんだろうと身につまされた。音楽がズルいほど感傷的だった。
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