「言葉ではなく、目で見るものを信じよう」ニュー・シネマ・パラダイス shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
言葉ではなく、目で見るものを信じよう
クリックして本文を読む
映画「ニュー・シネマ・パラダイス」
(ジュゼッペ・トルナトーレ監督)から。
約3時間(175分)に及ぶ作品だったので、
一日のうちで、誰にも邪魔されずに3時間という長さを
フリーにする難しさを知った。 (笑)
もちろん素敵な台詞は場面場面で溢れていたが、
3時間という長さを感じさせないほど、
全体的な流れに惹かれてしまった私である。
主人公トトに、師とも言える映画技師アルフリードが呟く。
「自分のすることを愛せ、子どもの時、映写室を愛したように」と。
そんなシーンもお気に入りであったが、
今回はこの台詞を選んでみた。
「言葉ではなく、目で見るものを信じよう」
「言葉の力」を信じ、長年書き続けてきた私にとっては
やや辛いフレーズであるが、あえてメモをし取り上げることにした。
何が正しくて、何が間違っているのか、
その判断は、他人から与えられる情報ではなく、
自分自身が五感をフル活用して、判断しなさい、という意味に
解釈してたからである。
特に人物評価は、これに尽きるだろう。
巷はこれから選挙、選挙(占拠 (笑))で騒がしくなるが、
自分の持っている情報で判断する癖を、身に付けておきたいと思う。
コメントする
megu&m&bさんのコメント
2009年4月28日
私もこの映画大好きです。情報化社会だからその真偽については自身で取捨選択しなければなりませんものね。こんな素敵な台詞があったなんて。随分前に見たので、もう一度見ようかしらと思いました(^^)b