「【”熱帯夜の夜はホラー映画だね!”とゾンビ映画の礎になった今作を観たら、ドキュメンタリータッチで製作された、人種差別や、放射能汚染を暗喩した、皮肉を塗した映画だった。】」ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”熱帯夜の夜はホラー映画だね!”とゾンビ映画の礎になった今作を観たら、ドキュメンタリータッチで製作された、人種差別や、放射能汚染を暗喩した、皮肉を塗した映画だった。】
■父の墓参りにやってきたバーバラと兄のジョニーは、突然蘇った死体に襲われる。
ジョニーを殺され、バーバラは命からがら近くの民家に逃げ込む。
そこに黒人青年のベンが飛び込んでくる。
ベンは家のドアと窓を補強し、2人は助けがくるのを待つことにするが…。
◆感想<Caution! 内容に触れています。>
・民家には、実は白人カップルのトムとジュディ。そして、白人家族のクーパー一家も地下室に隠れていた。だが、彼らはギリギリまで黒人のベンとバーバラを助けずに地下室に居る。
ー 民家を取り仕切っているのは、黒人のベンである。白人の人々は、トムとジュディにように、ベンの指示に従うか、クーパーの様に保身に走るか、茫然と成り行きを見ているバーバラである。-
・民家の周りを取り囲む”リビング・デッド”達。漸く、トムとジュディはベンと共に近くに止めてあったピックアップトラックに給油し、脱出を図るが・・。
■ハリー・クーパーは、そんな状況下でもベン達に協力せず、地下室に立てこもる。だが、娘のカレンは”リビング・デッド”達に噛まれており・・。
ー 非常に、シニカルな展開である。
更に言えば、ラジオから流れるアメリカ東部で起こっている状況を刻々と流すドキュメンタリータッチの手法が、効果的である。-
<ラスト、夜が明け人々が”リビング・デッド”の残党狩りに出るシーンも印象的である。一人生き残った黒人のベンを、”リビング・デッド”とみなし、撃ち殺す白人中年男性。
今作後、ゾンビ映画が世界中に拡散して行った事は、周知の事実であるが、礎となった今作は、人種差別、放射能汚染など、様々な暗喩を含んだ作品であった。>
NOBUさん 変身をありがとうございました。
「女神の伝承」・・・・
怖そうですね(^▽^;)
ゾンビ配信されていないとの事でしたね。
また、いつかテレビで放送あるかもです(´▽`)
今日は、オリビア・ニュートン・ジョンさんの訃報に
悲しみでいっぱいに・・
グリースで偲んでみました。
NOBUさん こんにちは ☆彡
お元気ですか
この作品、ゾンビの元祖ですね。
レビューはしていませんが白黒映像が
なんともいえない雰囲気を出して怖かったです。
確かにドキュメンタリー タッチですね。
同監督の「ゾンビ」は
最初に、観た作品だったので衝撃的でした。
レビューしています(^^ゞ