「【”まだ、命はある。助かりたい・・。”ガス・ヴァン・サント監督が描く麻薬撲滅キャンペーン映画。自らの人生を自ら閉じては絶対にいけない・・。】」ドラッグストア・カウボーイ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”まだ、命はある。助かりたい・・。”ガス・ヴァン・サント監督が描く麻薬撲滅キャンペーン映画。自らの人生を自ら閉じては絶対にいけない・・。】
ー 新たな薬を手に入れるため、ドラッグストアを次々と襲撃するボブ(マット・ディロン)とその仲間たち。
犯罪のスリル、静脈を走り抜ける急激な高揚感と快感さえあれば満足だった。
だが、仲間の1人でまだ10代のナディーンはある日、ベッドの上に帽子を置いてはいけないという、ボブのジンクスを破り、奪ったディローディドのオーヴァードーズにより、亡くなる。
◆感想
・ドラッグの定義は様々であるが、依存症になるかどうかも一つの基準で有ろう。
という事は、アルコールや、煙草、ギャンブルもドラッグと言う位置づけになる。
・適量であれば、酒などは一時的な多幸感に包まれるが、酒に呑まれてしまうと、悲惨な事になる事は、酒飲みであれば、誰もが知っている事である。
・麻薬は、遥昔、大麻を数度外国で吸った事がある。バッドトリップには陥らなかったが、あれ以来二度と口にしていない。
LSDや、ヘロイン、エクスタシーなどもあったが、流石に摂取するのは止めた記憶がある。
<今作は、ガス・ヴァン・サント監督が、薬物の快感に酔う若者たちの姿をスタイリッシュに、そして恐ろしいまでにリアルに描写する。
そして、ナディーンの死がきっかけで、自らの意思でメタドン治療をし、薬物と手を切ろうとしたボブを襲った悲劇。
ガス・ヴァン・サント監督が、蔓延する薬物、ジャンキーになり人生を自ら終える若者達に大切なメッセージを発した作品である。>
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