童年往事 時の流れのレビュー・感想・評価
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『クーリンチェ』同様、ある時代の台湾の青少年の姿を写した作品。 根...
『クーリンチェ』同様、ある時代の台湾の青少年の姿を写した作品。 根無し草であることを強いられた人たちの物語。
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「小津映画の香り微か。」
台湾の映画は、あまり見ないが、以前エドワード・ヤン監督作品「台北ストーリー」が懐かしく、今回は侯孝賢監督作品を拝見した。アハという青年の成長を通して描いた作品。これも「台北~」と同じく、上映時間が長かった。アハの成長を淡々と描いたものであった。彼の作品に、小津を敬愛した作品があると言われるが、この作品においても、カメラワークと言い、カメラの被写体においては、いわゆる「小津の香り」というものが感じとれた。特に、子供の演技から感じ取れたような気がする。退屈させないドラマの運び具合といい、作品の流れが心地よいものに仕上がっている。
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