「【”過去の愛ある生活からの訣別”青を基調にした映像と、ジュリエット・ピノシュの抑制した演技が印象的な作品。】」トリコロール 青の愛 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”過去の愛ある生活からの訣別”青を基調にした映像と、ジュリエット・ピノシュの抑制した演技が印象的な作品。】
ー 夫と娘を同乗していた自動車事故で失ったジュリー(ジュリエット・ピノシュ)は、哀しみを抑えながら、それまで住んでいた屋敷、家財一式を処分する。-
◆感想
・深い哀しみの中、徐々に露わになって来る、ジュリーを愛していたオリヴィエと切りを付けるように一晩だけ共にするジュリーの思い。
・そして、全く知らなかった夫の愛人。彼女は、夫の子供を身籠っていた。
- ジュリーは、その事実を受け入れ、静に身を引いて行く・・。-
<プールのシーンや”青の部屋”の装飾品であった青色のオブジェが印象的な、青を基調にした映像がジュリーの哀しさを暗喩させる、静謐な作品。>
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